MotoGP第18戦（最終戦）バレンシアGP、Moto2クラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで2日目の予選を行ない、シモーネ・コルシ（MVアグスタ）が1分34秒956でポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはラウル・フェルナンデス（カレックス）。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でコルシがトップタイムを記録、Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温21度、路面温度24度のドライコンディションで争われた。

　Q1トップでQ2に進んだコルシは、残り約5分で1分34秒956を記録してリーダーボードのトップに浮上。このタイムを上回る者は現れず、コルシがMoto2クラスでは通算2回目、今シーズン初となるポールポジションを獲得した。

　2番手に1分35秒005でセレスティーノ・ビエッティ（カレックス）が続き、Moto2クラス初フロントロウとなるベストグリッドを獲得。3番手に1分35秒026でアウグスト・フェルナンデス（カレックス）が続いた。

　4番手に1分35秒034でファビオ・ディ・ジャンアントニオ（カレックス）。ランキング2位でタイトルを争うラウル・フェルナンデスはフリー走行トップでQ2に進んだが、Q2では残り3分30秒で2コーナーで転倒。アタックを続行できずに1分35秒036で5番手となった。

　今レースが現役引退レースとなるトーマス・ルティ（カレックス）が1分35秒091で6番手。7番手に1分35秒103でアロン・カネト（ボスコスクロ）が続き、ポイントリーダーのレミー・ガードナー（カレックス）は1分35秒117で8番手に。ガードナーは明日の決勝でラウル・フェルナンデスが優勝しても、13位以内、3ポイントを獲得すればタイトル獲得となる。

　9番手に1分35秒153でホルヘ・ナバーロ（ボスコスクロ）、10番手に1分35秒179でサム・ロウズ（カレックス）。長島 哲太（カレックス）はフリー走行総合13番手でQ2に進み、Q2では1分35秒496を記録して15番手から決勝に臨む。

MotoGP第18戦バレンシアGP Moto2クラス2日目予選総合結果
1 シモーネ・コルシ（MVアグスタ） 1分34秒956 （Q2）
2 セレスティーノ・ビエッティ（カレックス） 1分35秒005 （Q2）
3 アウグスト・フェルナンデス（カレックス） 1分35秒026 （Q2）
4 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ（カレックス） 1分35秒034 （Q2）
5 ラウル・フェルナンデス（カレックス） 1分35秒036 （Q2）
6 トーマス・ルティ（カレックス） 1分35秒091 （Q2）
7 アロン・カネト（ボスコスクロ） 1分35秒103 （Q2）
8 レミー・ガードナー（カレックス） 1分35秒117 （Q2）
9 ホルヘ・ナバーロ（ボスコスクロ） 1分35秒153 （Q2）
10 サム・ロウズ（カレックス） 1分35秒179 （Q2）
11 マルコ・ベゼッキ（カレックス） 1分35秒232 （Q2）
12 チャビ・ビエルヘ（カレックス） 1分35秒242 （Q2）
13 マーセル・シュロッター（カレックス） 1分35秒244 （Q2）
14 ハフィス・シャリン（NTS） 1分35秒410 （Q2）
15 長島 哲太（カレックス） 1分35秒496 （Q2）
16 マルコス・ラミレス（カレックス） 1分35秒575 （Q2）
17 ジョー・ロバーツ（カレックス） 1分35秒620 （Q2）
18 キャメロン・ボビエ（カレックス） 1分35秒961 （Q2）
19 エクトル・ガルソ（カレックス） 1分35秒368 （Q1）
20 ステファノ・マンジ（カレックス） 1分35秒468 （Q1）
21 フェルミン・アルデグエル（ボスコスクロ） 1分35秒477 （Q1）
22 ボ・ベンスナイダー（カレックス） 1分35秒508 （Q1）
23 ジェイク・ディクソン（カレックス） 1分35秒528 （Q1）
24 ニッコロ・ブレーガ（カレックス） 1分35秒620 （Q1）
25 ソムキャット・チャントラ（カレックス） 1分35秒818 （Q1）
26 アルベルト・アレナス（ボスコスクロ） 1分35秒916 （Q1）
27 トニー・アルボリーノ（カレックス） 1分36秒218 （Q1）
28 ロレンツォ・バルダッサーリ（MVアグスタ） 1分36秒418 （Q1）
29 ディマス・エッキー・プラタマ（カレックス） 1分37秒476 （Q1）
バリー・バルトゥス（NTS）