MotoGP第18戦（最終戦）バレンシアGP、Moto3クラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで2日目の予選を行ない、ペドロ・アコスタ（KTM）が1分38秒668でポールポジションを獲得した。

　Moto3クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはデニス・オンジュ（KTM）。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でニッコロ・アントネッリ（KTM）がトップタイムを記録、Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温20度、路面温度23度のドライコンディションで争われた。

　フリー走行総合2番手でQ2に進んだアコスタはラストアタックで1分38秒668を記録、グランプリ初ポールポジションを獲得した。

　2番手に1分38秒978で鈴木 竜生（ホンダ）が続いた。鈴木はフリー走行総合10番手でQ2に進み、Q2ではラストアタックでリーダーボードのトップに立ったが、直後にアコスタが逆転し、0秒310差で2番手となったが、今シーズン6度目のフロントロウを獲得。3番手に1分39秒053でイサン・グエバラ（ガスガス）が続いた。

　4番手に1分39秒060でアンドレア・ミーニョ（ホンダ）、5番手に1分39秒092でフィリップ・サラッチ（KTM）、6番手に1分39秒133でロレンソォ・フロン（ホンダ）、7番手に1分39秒134でデニス・フォッジア（ホンダ）、8番手に1分39秒143でロマーノ・フェナティ（ハスクバーナ）、9番手に1分39秒149でニッコロ・アントネッリ（KTM）、10番手に1分39秒309でセルジオ・ガルシア（ガスガス）。

　國井 勇輝（ホンダ）はフリー走行総合16番手でQ1に進み、Q1ではセッション6番手、Q1で記録した1分39秒604で20番手、山中 琉聖（KTM）はフリー走行総合24番手でQ1に進み、Q1ではセッション8番手、Q1で記録した1分39秒873で総合22番手、鳥羽 海渡（KTM）はフリー走行総合28番手でQ1に進み、Q1ではセッション10番手、Q1で記録した1分40秒162で24番手。佐々木 歩夢（KTM）はフリー走行総合18番手でQ1に進み、Q1ではセッション序盤に8コーナーで、終盤に1コーナーの立ち上がりで激しくハイサイド転倒を喫し、1分40秒339で26番手となった。

MotoGP第18戦バレンシアGP Moto3クラス2日目予選総合結果
1 ペドロ・アコスタ（KTM） 1分38秒668 （Q2）
2 鈴木 竜生（ホンダ） 1分38秒978 （Q2）
3 イサン・グエバラ（ガスガス） 1分39秒053 （Q2）
4 アンドレア・ミーニョ（ホンダ） 1分39秒060 （Q2）
5 フィリップ・サラッチ（KTM） 1分39秒092 （Q2）
6 ロレンソォ・フロン（ホンダ） 1分39秒133 （Q2）
7 デニス・フォッジア（ホンダ） 1分39秒134 （Q2）
8 ロマーノ・フェナティ（ハスクバーナ） 1分39秒143 （Q2）
9 ニッコロ・アントネッリ（KTM） 1分39秒149 （Q2）
10 セルジオ・ガルシア（ガスガス） 1分39秒309 （Q2）
11 カルロス・タタイ（KTM） 1分39秒317 （Q2）
12 ジェレミー・アルコバ（ホンダ） 1分39秒370 （Q2）
13 デニス・オンジュ（KTM） 1分39秒493 （Q2）
14 ステファノ・ネパ（KTM） 1分39秒562 （Q2）
15 ジョン・マクフィー（ホンダ） 1分39秒666 （Q2）
16 ダリン・ビンダー（ホンダ） 1分39秒810 （Q2）
17 チャビエル・アルティガス（ホンダ） 1分39秒970 （Q2）
18 ジョエル・ケルソ（KTM） 1分40秒109 （Q2）
19 アドリアン・フェルナンデス（ハスクバーナ） 1分39秒428 （Q1）
20 國井 勇輝（ホンダ） 1分39秒604 （Q1）
21 ホセ・アントニオ・ルエダ（ホンダ） 1分39秒617 （Q1）
22 山中 琉聖（KTM） 1分39秒873 （Q1）
23 ジャウメ・マシア（KTM） 1分39秒980 （Q1）
24 鳥羽 海渡（KTM） 1分40秒162 （Q1）
25 アルベルト・スーラ（ホンダ） 1分40秒202 （Q1）
26 佐々木 歩夢（KTM） 1分40秒339 （Q1）
リカルド・ロッシ（KTM）