SBK(スーパーバイク世界選手権)第11戦ポルトガル 3日目
2021/10/04
SSP(スーパースポーツ世界選手権)のレース2は、気温21度、路面温度32度のドライコンディションの下、17周で争われた。
レースは序盤から終盤まで8人前後のライダーがトップグループを形成して接戦を展開。ジュール・クルゼール(ヤマハ)、スティーブン・オデンダール(ヤマハ)、マヌエル・ゴンザレス(ヤマハ)がトップ争いをリードしたが、最終ラップにトップに立ったオデンダールが、クルゼールを振り切って0秒011の僅差で優勝、今シーズン5勝目を記録した。
2位にクルゼール、3位にフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)が入賞。ゴンザレスは4位、ポイントリーダーのエガターは終盤にトップ争いからわずかに遅れ、5位でゴールとなった。6位にヤリ・モンテラ(ヤマハ)が入賞。終盤までトップグループに加わっていたラファエル・デ・ローサ(カワサキ)は16周目に転倒を喫し、再スタートして14位でゴール。ニキ・トゥーリ(MVアグスタ)は16周目の4コーナーで転倒リタイアに終わった。川﨑 祥吾(カワサキ)はレース2も欠場。
チャンピオン争いではエガターがランキングトップをキープ。優勝したオデンダールがポイント差を54に縮めた。
SSP300(スーパースポーツ300世界選手権)のレース2は気温22度、路面温度37度のドライコンディションの下、13周で争われた。
序盤から大きな集団でのトップ争いが展開されたが、前日にチャンピオンを確定させたアドリアン・ウエルタス(カワサキ)が9周目にトップに立つと、後続とのリードを広げて、2番手以下に2秒077の差をつけて独走で優勝した。
接戦となった2番手争いを制して、トム・ブース-アモス(カワサキ)が2位に入賞。3位にバハティン・ソフォグル(ヤマハ)が続いた。
4位にイニゴ・イグレシアス(カワサキ)が続き、岡谷 雄太(カワサキ)は終始トップグループで周回を重ね、5位でチェッカーを受けた。
SSP300クラスはこれで2021年シーズンを終了。ウエルタスがチャンピオンとなり、岡谷はランキング6位で3年目のシーズンを戦い終えた。
SBK第11戦ポルトガル SSP決勝レース2 リザルト
1 スティーブン・オデンダール(ヤマハ)
2 ジュール・クルゼール(ヤマハ)
3 フェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)
4 マヌエル・ゴンザレス(ヤマハ)
5 ドミニク・エガター(ヤマハ)
6 ヤリ・モンテラ(ヤマハ)
7 ランディ・クルメナヒャー(ヤマハ)
8 フィリップ・エッテル(カワサキ)
9 ペーター・セバスチャン(ヤマハ)
10 ジャン・オンジュ(カワサキ)
SBK第11戦ポルトガル SSP300決勝レース2 リザルト
1 アドリアン・ウエルタス(カワサキ)
2 トム・ブース-アモス(カワサキ)
3 バハティン・ソフォグル(ヤマハ)
4 イニゴ・イグレシアス(カワサキ)
5 岡谷 雄太(カワサキ)
6 ディルク・ガイガー(カワサキ)
7 コーエン・モイフェルス(カワサキ)
8 オリバー・クーニッヒ(カワサキ)
9 ミルコ・ジェンナイ(ヤマハ)
10 ホセ・ルイス・ペレス・ゴンザレス(カワサキ)
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