全日本RR第6戦岡山【J-GP3予選】尾野弘樹が2戦連続ポールポジション
2021/09/04
全日本ロードレース第6戦岡山のJ-GP3クラス予選は尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)が制した。
昨日の練習走行日は終日雨に見舞われた。予選が行なわれた土曜日の朝には雨は上がっていたものの、路面は微妙に濡れたまま。午前9時40分にスタートしたJ-GP3クラスの予選時は、乾きはじめの状態。時間と共に路面が乾き、タイムも更新されていく難しい予選となった。
セッション残り3分になったあたりからポールポジション争いが本格化。タイトル争いを展開している小室旭(Sunny moto Planning)と尾野がタイムアタック合戦を繰り広げる。小室が1分42秒821をマークしてトップに浮上すると、尾野が1分42秒641で逆転。小室は1分42秒284で対抗。尾野は最後に1分42秒183で逆転。小室も1分42秒217と自身のタイムを更新するも、ポールポジション争いは0.034秒差で尾野に軍配が挙がった。
尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)
「事前テストから順調に進めることができました。今日はコンディションがレインからドライに変わり、タイヤ交換のタイミングが難しい状況でした。今季一番落ち着いた予選運びができたことが、ポールポジション獲得につながったと思います。前戦での開幕戦以来の優勝もうれしかったけれど、今季前半に取れなかったポールポジションを2戦連続で取れたのがよかったです」
「前戦同様にレース序盤から自分のペースで逃げられればいいのですが、テストからの様子を見ると難しいです。チャンピオンシップを考えると勝つしかない状況ですが、どういう形であっても最後はトップでチェッカーを受けられるように頑張りたいです」
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