MotoGP第12戦イギリスGP Moto2決勝
2021/08/30
MotoGP第12戦イギリスGP、Moto2クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで決勝レースを行ない、レミー・ガードナー(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温17度、路面温度24度のドライコンディションの下、18周で争われた。1周目にトップに立ったのはサム・ロウズ(カレックス)。マルコ・ベゼッキ(カレックス)、ホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)が続き、ガードナーは1周目を5番手で終える。
2周目にはベゼッキがトップに浮上、ガードナーも3番手に上がり、接戦のトップ争いを展開する。ガードナーは5周目にはベゼッキを交わしてトップに立つが、ベゼッキも9周目にはトップを奪還、僅差の3番手にロウズが続き、中盤すぎまで4番手以下を引き離してトップ集団を形成。
12周目には再びガードナーがトップに立ち、終盤に入るとロウズがトップ集団から脱落。ガードナーとベゼッキの一騎打ちのトップ争いとなる。ガードナーは最終ラップまで続いた接近戦を制して今シーズン4勝目を記録。0.481秒差の2位にベゼッキが入賞した。
ロウズは14周目まで3番手をキープしていたが、終盤に追い上げてきたホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)に15周目に交わされて4番手に後退。ナバーロがポジションを守り切り、今シーズン初表彰台となる3位に入賞した。
ロウズは最後はナバーロから離され、4位でゴール。5位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)、6位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)、7位にアロン・カネト(ボスコスクロ)、8位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)の順で続き、14番グリッドからスタートした小椋 藍(カレックス)は1周目に11番手に浮上。終盤にさらにポジションを上げてトップ10圏内に入り、9位に入賞した。10位にジョー・ロバーツ(カレックス)が入賞。
ランキング2位のラウル・フェルナンデス(カレックス)は8番手走行中の15周目の13コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わった。これによりランキングトップのガードナーとのポイント差は44ポイントに広がり、ランキング3位のベゼッキとのポイント差は8ポイントに縮まった。
MotoGP第12戦イギリスGP Moto2クラス決勝結果
1 レミー・ガードナー(カレックス)
2 マルコ・ベゼッキ(カレックス)
3 ホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)
4 サム・ロウズ(カレックス)
5 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)
6 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
7 アロン・カネト(ボスコスクロ)
8 チャビ・ビエルヘ(カレックス)
9 小椋 藍(カレックス)
10 ジョー・ロバーツ(カレックス)
11 トーマス・ルティ(カレックス)
12 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
13 マーセル・シュロッター(カレックス)
14 ニッコロ・ブレーガ(カレックス)
15 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
16 フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
17 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
18 トニー・アルボリーノ(カレックス)
19 アルベルト・アレナス(ボスコスクロ)
20 マルコス・ラミレス(カレックス)
21 ハフィス・シャリン(NTS)
22 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
23 バリー・バルトゥス(NTS)
R ラウル・フェルナンデス(カレックス)
R キャメロン・ボビエ(カレックス)
R アダム・ノロディン(カレックス)
R ステファノ・マンジ(カレックス)
R エクトル・ガルソ(カレックス)
R ロレンツォ・バルダッサーリ(MVアグスタ)
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