SBK第7戦ポルティマオの二日目はスーパーポールで逆転したダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ・スーパーバイクチーム)がポールポジションを獲得した。
午前中に行なわれた3回目のフリー走行ではついに1分42秒台での争いとなり、ジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)がトップに立つ。一方、昨日は6番手につけていたアレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)はセッション開始10分足らずでマシントラブルが発生。フリー走行総合13番手と、スーパーポール1からの走行となってしまう。
そのスーパーポール1をロウズはトップタイムで通過。無事にスーパーポール2へと駒を進めた。
そしてスーパーポール2では1周目から1分42秒902という好タイムをたたき出したレイが、本格的にタイムアタックに入った2周目にスリップダウン。幸い体に大きなダメージはなかったものの、時間をロスしてしまう。替わってリーダーボードのトップに立ったのは1分42秒891というタイムをマークしたレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)。
各車ピットに戻り、タイヤを換えて2回目のアタックを開始。チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ・スーパーバイクチーム)が1分42秒123で一気にトップ浮上。1分41秒880と真っ先に1分41秒台にタイムを入れたのはトム・サイクス(カワサキレーシングチーム)。直後にジュリアーノが1分41秒764で逆転。そしてチェッカー。ジュリアーノが今季2度目のポールポジションを獲得。2番手にサイクス、3番手にデイビスが入り、フロントロウにドゥカティが2台。4番手にはスーパーポール1からの復活を遂げたロウズ。ハスラムは5番手。レイは2回目のアタックに出ることができず、1周目のタイムで8番手グリッドとなった。