MotoGP第10戦スティリアGP、Moto2クラスは、オーストリアのレッド・ブルリンクで2日目の予選を行ない、レミー・ガードナー（カレックス）が1分28秒668でポールポジションを獲得した。

　ガードナーはFP3でトップタイムを記録し、フリー総合トップでQ2に進出。フリー走行総合総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でファビオ・ディ・ジャンアントニオ（カレックス）がトップタイムを記録、Q1上位の4人を加えた18名のライダーによって、Q2は気温26度、路面温度32度のドライコンディションで争われた。

　ガードナーはQ2開始約5分で1分28秒910を記録してリーダーボードのトップに浮上。開始7分すぎにマルコ・ベゼッキ（カレックス）が1分28秒811を記録してトップに立つが、残り5分で3番手に浮上していた小椋 藍（カレックス）が残り3分を切ったところで1分28秒789を記録してトップに浮上する。Moto2クラス初ポールポジションの期待が高まった小椋だったが、残り1分を切ったところでガードナーが1分28秒668を記録して逆転。今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。

　小椋はフリー走行総合7番手でQ2に進み、ポールポジション争いに加わり、0.121秒差の1分28秒789でMoto2クラスでは初のフロントロウ、ベストグリッドとなる2番手を獲得。3番手に1分28秒811でベゼッキが続いた。

　4番手に1分28秒978でラウル・フェルナンデス（カレックス）、5番手に1分29秒004でアロン・カネト（ボスコスクロ）、6番手に1分29秒005でアウグスト・フェルナンデス（カレックス）、7番手に1分29秒138でサム・ロウズ（カレックス）、8番手に1分29秒220でロレンツォ・ダラ・ポルタ（カレックス）、9番手に1分29秒223でソムキャット・チャントラ（カレックス）、10番手に1分29秒238でマーセル・シュロッター（カレックス）の順で続いた。

MotoGP第10戦スティリアGP Moto2クラス2日目予選総合結果
1 レミー・ガードナー（カレックス） 1分28秒668 （Q2）
2 小椋 藍（カレックス） 1分28秒789 （Q2）
3 マルコ・ベゼッキ（カレックス） 1分28秒811 （Q2）
4 ラウル・フェルナンデス（カレックス） 1分28秒978 （Q2）
5 アロン・カネト（ボスコスクロ） 1分29秒004 （Q2）
6 アウグスト・フェルナンデス（カレックス） 1分29秒005 （Q2）
7 サム・ロウズ（カレックス） 1分29秒138 （Q2）
8 ロレンツォ・ダラ・ポルタ（カレックス） 1分29秒220 （Q2）
9 ソムキャット・チャントラ（カレックス） 1分29秒223 （Q2）
10 マーセル・シュロッター（カレックス） 1分29秒238 （Q2）
11 チャビ・ビエルヘ（カレックス） 1分29秒275 （Q2）
12 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ（カレックス） 1分29秒334 （Q2）
13 トーマス・ルティ（カレックス） 1分29秒361 （Q2）
14 エクトル・ガルソ（カレックス） 1分29秒385 （Q2）
15 アルベルト・アレナス（ボスコスクロ） 1分29秒416 （Q2）
16 マルコス・ラミレス（カレックス） 1分29秒572 （Q2）
17 ステファノ・マンジ（カレックス） 1分29秒778 （Q2）
18 トニー・アルボリーノ（カレックス） 1分29秒929 （Q2）
19 セレスティーノ・ビエッティ（カレックス） 1分29秒494 （Q1）
20 ジョー・ロバーツ（カレックス） 1分29秒531 （Q1）
21 ジェイク・ディクソン（カレックス） 1分29秒565 （Q1）
22 ボ・ベンスナイダー（カレックス） 1分29秒719 （Q1）
23 ニッコロ・ブレーガ（カレックス） 1分29秒739 （Q1）
24 キャメロン・ボビエ（カレックス） 1分29秒747 （Q1）
25 ホルヘ・ナバーロ（ボスコスクロ） 1分29秒785 （Q1）
26 ロレンツォ・バルダッサーリ（MVアグスタ） 1分29秒832 （Q1）
27 ハフィス・シャリン（NTS） 1分29秒911 （Q1）
28 シモーネ・コルシ（MVアグスタ） 1分29秒979 （Q1）
29 バリー・バルトゥス（NTS） 1分30秒032 （Q1）
30 ヤリ・モンテッラ（ボスコスクロ） 1分30秒354 （Q1）