MotoGP第10戦スティリアGP Moto2決勝
2021/08/09
MotoGP第10戦スティリアGP、Moto2クラスは、オーストリアのレッド・ブルリンクで決勝レースを行ない、マルコ・ベゼッキ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースまでには路面状況はライン上がほぼ乾き始め、全車スリックタイヤでスタート。決勝は気温18度、路面温度18度のドライコンディションの下、25周で争われた。
ベゼッキは好スタートで序盤の6周目までをリードするが、7周目にレミー・ガードナー(カレックス)がトップに立ち、中盤にはガードナーを先頭にベゼッキ、アロン・カネト(ボスコスクロ)、小椋 藍(カレックス)がトップ集団を形成。ガードナーは18周目までトップでレースを引っ張ったものの、追い上げ来たベゼッキとのバトルが激しくなった20周目の4コーナーで、ガードナーがラインを外し、その間にベゼッキがトップに浮上。小椋が2番手に続く。
ところが、小椋にトラックリミットオーバーのロングランペナルティが科せられ、22周目にペナルティを消化したため5番手に後退。これでカネトが2番手、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)が3番手に浮上する。
ベゼッキは2番手のカネトに1.171秒の差をつけてトップでゴールし、今シーズン初、レッドブルリンクでは昨年に続いて2年連続の優勝を達成した。
2位にカネトが入賞し、今シーズン3回目の表彰台を獲得。アウグスト・フェルナンデスがオランダGPに続いて2戦連続、今シーズン2回目となる3位に入賞した。
ガードナーは4位でゴール。小椋は最終ラップにファステストラップを記録しガードナーを追い、0.066秒差の5位でゴールしたが、ロングラップペナルティを行なった際にグリーンゾーンを踏んだことから3秒加算のペナルティが科せられた。ただし、後続とのタイム差から小椋の順位に変動はなかった。
6位にセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、7位にラウル・フェルナンデス(カレックス)、8位にソムキャット・チャントラ(カレックス)、9位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)、10位にマーセル・シュロッター(カレックス)が入賞した。
MotoGP第10戦スティリアGP Moto2クラス決勝結果
1 マルコ・ベゼッキ(カレックス)
2 アロン・カネト(ボスコスクロ)
3 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
4 レミー・ガードナー(カレックス)
5 小椋 藍(カレックス)
6 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
7 ラウル・フェルナンデス(カレックス)
8 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
9 チャビ・ビエルヘ(カレックス)
10 マーセル・シュロッター(カレックス)
11 ジェイク・ディクソン(カレックス)
12 ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
13 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)
14 サム・ロウズ(カレックス)
15 アルベルト・アレナス(ボスコスクロ)
16 トーマス・ルティ(カレックス)
17 トニー・アルボリーノ(カレックス)
18 ステファノ・マンジ(カレックス)
19 マルコス・ラミレス(カレックス)
20 ホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)
21 ロレンツォ・バルダッサーリ(MVアグスタ)
22 ニッコロ・ブレーガ(カレックス)
23 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
24 ヤリ・モンテッラ(ボスコスクロ)
25 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
R キャメロン・ボビエ(カレックス)
R エクトル・ガルソ(カレックス)
R ハフィス・シャリン(NTS)
R ジョー・ロバーツ(カレックス)
R バリー・バルトゥス(NTS)
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