全日本RR第1戦もてぎ【JSB1000レース2】ヤマハ中須賀が開幕2連勝を飾る
2021/04/04
優勝・中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「いつ雨が降り出すか分からなかったから、本当は最初からトップに立ちたかったのですが、今日はタイヤをうまく使うことができませんでした。渡辺選手がいいペースで、最初はついていくのに必死でした。でも後半は自分の方がリズムがよくて、だんだんと得意なところを走れるようになりました」
「トップに立ってからプッシュしていたら天候が悪くなり、規定周回数は16周だと聞いていたから雨のアピールをしていたけれど、渡辺選手がすごい勢いで追いかけてきていました。赤旗で救われた格好ですが、状況も含めてコントロールできたのかなと思います。昨日のレース1よりも今日の方がきつかったけれど、最後までクリーンなバトルができたと思うからよかったです」
2位・渡辺一樹(YOSHIMURA SERT MOTUL)
「昨日のレース1は序盤にペースが上げられずに引いてしまった部分があったので、今日は行けるだけ行こうと思っていました。勝負どころで勝負できるセッティングに変更したのですが、アジャストする力が足りなかったかなと思います。中須賀選手がトップに出て、何とかついていこうと思ったけれど、じりじりと離されてしまいました。雨が強くなり、自分はもう転ぶつもりで攻めていきました。ライダーとしては、一瞬でも前に出られただけに、このままチェッカーを受けたい! って思いましたね。見た目ではトップに出た瞬間が作れてよかったけれど、実際は見た目以上に差があり、ライダーの強さもまだまだ足りないと感じています」
3位・濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)
「スタート前に雨粒を見て怖じ気づいてしまいました。スタートを失敗し、なかなか集団から抜けられませんでした。雨がなくなり、ペースを上げたのですが、前のライダーはいなくなるし、また雨が降ってきたからビビっちゃって、なんで赤旗が出ないんだろうって思っていました。僕は最後にすごくペースが落ちてしまったけど、加賀山選手がすごい勢いで突っ込んできて、僕が4位になっちゃった途端に赤旗。それでも3位表彰台に上がれてよかったです。内容はしょぼいですが喜んでおきます」
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