全日本RR第1戦もてぎ【J-GP3決勝】尾野弘樹がポール小室旭を抑えて優勝
2021/04/04
全日本開幕戦もてぎのJ-GP3クラスの決勝は尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)が優勝した。
天候が心配された決勝日。J-GP3決勝スタート直前に雨粒が落ちてきたものの、路面を濡らすことなくやんだ。
曇天の下でのスタート。ホールショットを奪ったのは尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)。小室旭(Sunny moto Planning)、木内尚汰(Team PLUSONE)、細谷翼(realize racing team)、徳留真紀(マルマエMTR)、高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)、小合真士(SDG Motor Sports Jr. Team)と続き、この7台でトップ集団が形成される。
3周目。木内にライドスルーペナルティが科され、高杉が遅れ出し、首位グループは5台に。さらに徳留が集団から離され、優勝争いは4台に絞られる。 小室は何度も尾野に仕掛けるものの、順位を入れ替えるには至らない。
4台は団子状態でレース終盤へ。細谷が小室の前に出るシーンもあったものの、小室はすぐに2番手を奪回し、尾野のすきをねらう。
残り3周。細谷がトップに浮上するシーンもあったが、尾野はすぐに首位奪回。小室もすぐに細谷を捕らえて2番手奪回。
残り2周。尾野がスパートをかけて逃げにかかる。小室もスパートをかけたものの届かず、尾野が優勝。小室は2位に甘んじ、小合が全日本初表彰台を獲得した。
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