MotoGP第2戦ドーハGP Moto3決勝
2021/04/05
MotoGP第2戦ドーハGP、Moto3クラスは、カタールのロサイル・インターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ペドロ・アコスタ(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温23度、路面温度26度のドライコンディションで争われた。序盤から終盤まで大きな集団でのトップ争いが展開される。アコスタは初日のスロー走行のペナルティのために、ピットスタートとなった7名のライダーの一人で、1周目のコントロールラインをトップから約11秒遅れの23番手で通過。序盤は入賞圏外で周回を重ねたが、中盤の13周目に14番手まで挽回するとトップ集団に追いつき、残り4周で5番手に浮上。18周のレースの17周目にトップに立つと、そのままトップでチェッカーを受け、グランプリ参戦2戦目で初優勝を達成した。アコスタは開幕戦でも2位に入賞しており、ルーキーながら、開幕2戦を終えてランキングトップに立った。
2位に序盤からトップ集団で周回を重ねたダリン・ビンダー(ホンダ)が入賞。終盤に追い上げたニッコロ・アントネッリ(KTM)が3位に入賞し、2019年のスペインGP以来の表彰台を獲得。
4位にアンドレア・ミーニョ(ホンダ)が入賞。序盤からトップに立つなど終始トップ集団で周回を重ねた鳥羽 海渡(KTM)が5位に入賞。6位にイサン・グエバラ(ガスガス)が続き、17番グリッドから追い上げ、トップ集団に加わった佐々木 歩夢(KTM)が7位、山中 琉聖(KTM)がグランプリベストフィニッシュとなる8位に入賞。
開幕戦のウイナー、ジャウメ・マシア(KTM)は終始トップ集団で周回を重ね、終盤にトップに立ち逃げ切るかと思われたが、接触などで後退。9位でフィニッシュとなった。ピットスタートのロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)は追い上げて10位に入賞。
鈴木 竜生(ホンダ)は序盤はトップに立つなど、トップ集団の先頭で戦ったものの、トップから2秒234差の12位入賞。國井 勇輝(ホンダ)は15位に入賞し、グランプリ初ポイントを獲得した。
MotoGP第2戦ドーハGP Moto3クラス決勝結果
1 ペドロ・アコスタ(KTM)
2 ダリン・ビンダー(ホンダ)
3 ニッコロ・アントネッリ(KTM)
4 アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
5 鳥羽 海渡(KTM)
6 イサン・グエバラ(ガスガス)
7 佐々木 歩夢(KTM)
8 山中 琉聖(KTM)
9 ジャウメ・マシア(KTM)
10 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
11 ジェイソン・デュパスキエ(KTM)
12 鈴木 竜生(ホンダ)
13 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
14 マクシミリアン・コフラー(KTM)
15 國井 勇輝(ホンダ)
16 ステファノ・ネパ(KTM)
17 デニス・フォッジア(ホンダ)
18 デニス・オンジュ(KTM)
19 リカルド・ロッシ(KTM)
20 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
21 カルロス・タタイ(KTM)
22 アンディ・イズデイハール(ホンダ)
23 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
R ジョン・マクフィー(ホンダ)
R ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
R アドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)
R フィリップ・サラッチ(ホンダ)
R チャビエル・アルティガス(ホンダ)
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