MotoGP第5戦フランスGP、Moto3クラスは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで2日目の予選を行ない、ファビオ・クアルタラーロ(ホンダ)が1分44秒763でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選はセッション開始と同時に雨が落ち始め、路面がぬれ始める前に走行できたかどうによって結果が分かれるセッションとなった。
クアルタラーロは開始3分すぎに1分44秒763を記録、さらにタイムを縮めるべくアタックを続行したが、直後の高速の1コーナーで転倒を喫してしまった。クアルタラーロが転倒した直後には同じ1コーナーでチームメイトのホルヘ・ナバーロ(ホンダ)も転倒。このタイミングで路面コンディションは悪くなり、ほとんどのライダーがピットに戻ってきた。雨はその後も降り続き、路面コンディションは回復することなく、クアルタラーロが前戦スペインに続いて2戦連続となるポールポジションを獲得。ナバーロが1分44秒885で2番手に続き、エストレア・ガルシアチームが予選ワンツーを獲得。
3番手に1分45秒457でフランシスコ・バグナイア(マヒンドラ)、4番手に1分45秒575でヤコブ・コンフェイル(KTM)、5番手に1分45秒665でロマーノ・フェナティ(KTM)、6番手に1分45秒671でジュール・ダニーロ(ホンダ)、7番手に1分45秒689でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、8番手に1分46秒011でミゲール・オリベイラ(KTM)、9番手に1分46秒234でイサック・ビニャーレス(ハスクバーナ)の順で続き、鈴木 竜生(マヒンドラ)もセッション開始と同時にコースインし、1分46秒846でグランプリベストグリッドとなる10番手を獲得した。 いっぽう、コースインの遅かったライダーは、路面が完全にぬれる前までにタイムを記録することができず、ランキングトップのダニー・ケント(ホンダ)は1分52秒819で31番手、ランキング2位のエフレン・バスケス(ホンダ)は1分52秒610で29番手とトップの107%をクリアできず、後方グリッドに沈んでしまった。ケントとバスケスのチームメイトである尾野 弘樹(ホンダ)も同様でで1分53秒27632番手と12列中11列目と後方グリッドからのスタートを余儀なくされた。