ジョアン・ミルがMotoGPチャンピオンに。スズキ20年ぶりのタイトル
2020/11/16
ジョアン・ミルがMotoGPチャンピオンに。スズキ20年ぶりのタイトル
ジョアン・ミル(スズキ)がMotoGPクラスチャンピオンを獲得した。MotoGPクラス2年目のミルは、今シーズン、バレンシアGPまでの13戦で2位に3回、3位に3回入賞し、先週のヨーロッパGPでMotoGPクラス初優勝を達成した。
バレンシアGPでは7位に入賞。ランキング2位に29ポイント差をつけて、最終戦を待たずにタイトルを確定。スズキにとっても最高峰クラスでは2000年のケニー・ロバーツ・ジュニア以来、4ストロークのMotoGPクラスとなってからは初のチャンピオン獲得となった。
スズキにとって今年は創業100周年、世界グランプリ参戦60周年の記念すべき年にあたり、ミルのチャンピオン獲得はそれに華を添える形となった。
「世界チャンピオンなんてアメイジングだよ。今は言葉を見つけるのが難しい。たくさんの人に感謝しなければならない。スズキにタイトルをもたらすことができてうれしい。20年ぶりのタイトルなんて信じられないし、とても名誉なことだ。チーム全体が素晴らしい仕事をしてくれた。子供のころから長い道のりを歩んできた家族にも感謝したい。トップに立つために懸命に働いてきた。その成果は本当に素晴らしい。今日のレースは簡単ではなかったが、求める結果を得ることができ、最終戦のポルティマオでも素晴らしい結果を残したいと思う。タイトル獲得を祝うときだが、残り1戦、ボクたちは責任を持ってレースに臨まなければならない」とミル。
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