MotoGP第14戦バレンシアGP、Moto2クラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで2日目の予選を行ない、ステファノ・マンジ（MVアグスタ）が1分34秒418でポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルコ・ベゼッチ（カレックス）。ベゼッチはFP3でトップタイムを記録。総合15番手以下のライダーによって争われるQ1ではロレンツォ・バルダッサーリ（カレックス）がトップタイムを記録、フリー走行総合上位14名と、Q1上位の４人を加えた18名のライダーによって、Q2は気温18d、路面温度18度のドライコンディションで争われた。

　マンジはセッション中盤の開始8分すぎに1分34秒703を記録してリーダーボードのトップに浮上。残り4分でエクトル・ガルソ（カレックス）が1分34秒431を記録して逆転するが、セッション終了直前にマンジがオールタイムレコードとなる1分34秒418を記録。グランプリ通算85戦目で初となるポールポジションを獲得した。

　2番手に1分34秒431でガルソ、3番手に1分34秒494でベゼッチが続き、フロントロウを獲得。

　4番手に1分34秒524でファビオ・ディ・ジャンアントニオ（スピードアップ）、Q1で2番手タイムを記録してQ2に進んだホルヘ・マルティン（カレックス）が1分34秒647で5番手に浮上。6番手に1分34秒705でマルコス・ラミレス（カレックス）、7番手に1分34秒730でマーセル・シュローター（カレックス）の順で続き、Q1トップのバルダッサーリは1分34秒757で8番手に。9番手に1分34秒769でボ・ベンスナイダー（NTS）、10番手に1分34秒798でルカ・マリーニ（カレックス）の順で続いた。

　チャンピオンシップリーダーのエネア・バスティアニーニ（カレックス）は1分34秒826で12番手。バスティアニーニを6ポイント差のランキング2位で追うサム・ロウズ（カレックス）はフリー走行総合5番手でQ2に進んだが、FP3でハイサイド転倒を喫した影響から、Q2ではトップから0.995秒差の1分35秒413で18番手となった。

　長島 哲太（カレックス）はフリー走行総合22番手でQ1に進み、Q1ではセッション9番手。Q1で記録した1分35秒179で予選総合23番手。


Moto2第14戦バレンシアGP Moto2クラス2日目予選総合結果
１ ステファノ・マンジ（MVアグスタ） 1分34秒418（Q2）
２ エクトル・ガルソ（カレックス） 1分34秒431（Q2）
３ マルコ・ベゼッチ（カレックス） 1分34秒494（Q2）
４ ファビオ・ディ・ジャンアントニオ（スピードアップ） 1分34秒524（Q2）
５ ホルヘ・マルティン（カレックス） 1分34秒647（Q2）
６ マルコス・ラミレス（カレックス） 1分34秒705（Q2）
７ マーセル・シュローター（カレックス） 1分34秒730（Q2）
８ ロレンツォ・バルダッサーリ（カレックス） 1分34秒757（Q2）
９ ボ・ベンスナイダー（NTS） 1分34秒769（Q2）
10 ルカ・マリーニ（カレックス） 1分34秒798（Q2）
11 シモーネ・コルシ（MVアグスタ） 1分34秒802（Q2）
12 エネア・バスティアニーニ（カレックス） 1分34秒826（Q2）
13 チャビ・ビエルヘ（カレックス） 1分34秒864（Q2）
14 ニッコロ・ブレーガ（カレックス） 1分34秒899（Q2）
15 ホルヘ・ナバーロ（スピードアップ） 1分34秒949（Q2）
16 ジョー・ロバーツ（カレックス） 1分34秒966（Q2）
17 トーマス・ルティ（カレックス） 1分35秒140（Q2）
18 サム・ロウズ（カレックス） 1分35秒413（Q2）
19 レミー・ガードナー（カレックス） 1分34秒878（Q1）
20 アロン・カネト（スピードアップ） 1分34秒927（Q1）
21 アウグスト・フェルナンデス（カレックス） 1分35秒148（Q1）
22 エドガー・ポンス（カレックス） 1分35秒176（Q1）
23 長島 哲太（カレックス） 1分35秒179（Q1）
24 ロレンツォ・ダラ・ポルタ（カレックス） 1分35秒226（Q1）
25 ソムキャット・チャントラ（カレックス） 1分35秒286（Q1）
26 ハフィス・シャリン（スピードアップ） 1分35秒540（Q1）
27 アンディ・イズデイハール（カレックス） 1分35秒969（Q1）
28 カスマ・ダニエル・ビン・カスマユディン（カレックス） 1分36秒168（Q1）
29 ピオトル・ビェシェキルスキ（NTS） 1分36秒515（Q1）