全日本RR第4戦もてぎ【ST600決勝】 危なげない走りで岡本裕生が今季2勝目
2020/10/18
左から、2位の小山、優勝した岡本、3位の長尾
全日本ロードレース第4戦もてぎのST600クラスは岡本裕生(51ガレージニトロレーシング)が優勝した。
早朝は霧に包まれ、午前中は陽射しが降り注ぎ、午後は薄い雲に覆われるという忙しい天候になった決勝日。霧の影響でスケジュールが遅れたため、ST600クラスの決勝は16周から14周に減算された。
好スタートを切ったのは長尾健吾(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)。オープニングラップを制したのは岡本。3番手争いの先頭は阿部恵斗(Webike チームノリックヤマハ)。2周目に阿部をかわして3番手に浮上したのは小山知良(日本郵便 HondaDream TP)。岡本と長尾の2台が抜け出して一騎打ちを開始。ファステストラップを連発して単独3番手走行を始めた小山がトップ2台との距離を詰める。
レース中盤。小山がトップ争いに追いついて3台での争いに。小山と長尾の2位争いが激化。その間に岡本が逃げを打つ。
9周目。ついに小山が長尾を捕らえて2番手浮上。小山はペースを上げて長尾を振り切り、岡本を追う。
レース終盤。ついに岡本の背後につけた小山。しかしラストラップは岡本は小山のコンマ5秒前。小山はその差を埋めることができず、岡本が今季2勝目。小山は2位でチェッカー。長尾は単独3位で表彰台を獲得した。
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