MotoGP第4戦スペインGP、Moto3クラスは、スペインのヘレスサーキットで2日目の予選を行ない、ファビオ・クアルタラーロ(ホンダ)が1分46秒791でグランプリ初ポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は気温30度、路面温度41度のドライコンディションで行なわれた。午前中のフリー走行3回目でトップタイムを記録していたのはダニー・ケント(ホンダ)。ケントはフリー走行3回目で1分46秒497のファステストを記録したが、午前中のセッションが気温16度、路面温度20度というコンディションだったのに対し、午後の予選は気温、路面温度共に上昇する難しいコンディションの中で争われた。
クアルタラーロは開始20分すぎに1分46秒904のトップタイムを記録してリーダーボードのトップに立つ。残り10分を切ったところでアタックに出たクアルタラーロは1分46秒791とファステストを更新。同じタイミングでケントもアタックに出ていたが、クリアラップが取れず、1分46秒911で2番手となった。3番手に1分46秒984でミゲール・オリベイラ(KTM)、4番手に1分47秒180でブラッド・ビンダー(KTM)とKTM勢が続き、フィリップ・エッテル(KTM)が1分47秒194で5番手に。
セッション終盤のアタックラップ中に転倒を喫したカレル・ハニカ(KTM)は1分47秒198で6番手。7番手に1分47秒251でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、8番手に1分47秒355でロマーノ・フェナティ(KTM)、9番手に1分47秒394でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、10番手に1分47秒400でホルヘ・ナバーロ(ホンダ)の順で続いた。
尾野 弘樹(ホンダ)はセッション最後のアタックで1分47秒657を記録して14番手。鈴木 竜生(マヒンドラ)は1分48秒357で29番手から決勝に臨む。