イアンノーネの暫定的資格停止処分継続
2020/02/05
FIMアンチドーピング規程の第7.9.1項に基づき、2019年12月17日付けで暫定的に資格停止の処分を課されたMotoGPライダーのアンドレア・イアンノーネだが、Bサンプルの分析の結果、Aサンプルと同じ結果が確認された。
イアンノーネは2019年MotoGP第18戦マレーシアGP期間中にドーピング検査を受け、その尿サンプルから禁止リストに掲載される禁止薬物(アナボリックステロイド/筋肉増強剤)が検出されたことから、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、2019年12月17日付けでイアンノーネに対して、暫定的資格停止の処分を課していた。これに対して、イアンノーネはマレーシアGPで採取された別のサンプル、Bサンプルの分析を要請していたが、Bサンプルの分析の結果、Aサンプルと同じ結果となった。
国際規律法廷(CDI)は2月4日、FIM本部でイアンノーネ本人が3人の裁判官の前でこの件に関して説明する公聴会が開催された。国際規律法廷の決定が下されるまで、暫定的な資格停止処分は継続され、イアンノーネは、新たな通知があるまで、モーターサイクル競技や活動への参加が禁じられる。
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