セパンでMotoGPクラスのシェイクダウンテストがスタート
2020/02/03
2月2日より、MotoGPクラスのシェイクダウンテストがマレーシアのセパンサーキットで始まった。テストは3日間の日程で行なわれ、各メーカーのテストライダー、MotoGPクラス1年目のルーキーライダー、コンセッションを受けるメーカーのレギュラーライダーたちが参加。
初日は昼すぎには路面温度が54度まで上昇するドライコンディションで行なわれた。ホンダはテストライダーのステファン・ブラドル(ホンダ)と、ルーキーのアレックス・マルケス(ホンダ)が参加。アレックス・マルケスは改良型2019年型でMotoGPマシンの習熟に務めた。
ヤマハはテストライダーに起用されたばかりのホルヘ・ロレンソは初日は走行せず。スズキはテストライダーのシルバン・ギュントーリ(スズキ)と津田 拓也(スズキ)がテストメニューをこなした。
ドゥカティはテストライダーのミケーレ・ピロ(ドゥカティ)が2台の2020年型デスモセディチをシェイクダウン。アプリリアはブラッドリー・スミス(アプリリア)が2020年型をシェイクダウンし、テストライダーとして起用されたロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が2019年型でMotoGPマシン初走行を行なった。
KTMはレギュラーライダーのポル・エスパルガロ(KTM)とミゲール・オリベイラ(KTM)、ルーキーのブラッド・ビンダー(KTM)とイケル・レクオナ(KTM)、テストライダーのミカ・カーリョ(KTM)とダニ・ペドロサ(KTM)が参加。
テストはタイム計測用のトランスポンダー装着、非装着のマシンが混在。トランスポンダー装着マシンの非公式タイムでは、ペドロサの2分00秒625がベストラップ。ピロが2分00秒642を記録した。
セッション終了後には、スタート練習の時間が設けられ、ホールショットデバイスを使うメーカーがスタート時のテストを行なったものと思われる。
シェイクダウンテストは、2月4日までの3日間で行なわれ、2月7日からレギュラーライダーが参加するオフィシャルテストがセパンで実施される。
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