SBK第3戦アラゴンの予選はレオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)がポールポジションを獲得した。
午前中に気温12度、路面温度18度で行なわれたフリー走行3回目ではチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)が1分50秒9と早々に1分50秒台をマーク。ジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)が1分51秒0と迫ったものの、結局はデイビスが唯一の1分50秒台で暫定ポールポジション獲得。レイが2番手、以下シャビ・フォレス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)、レオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)、ジョルディ・トーレス(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)と続いた。
気温16度、路面温度32度で始まったスーパーポール。
スーパーポール1ではアイルトン・バドビーニ(BMWモトラッド・イタリアSBKチーム)とアレックス・ロウズ(ボルトコム・クレセント・スズキ)がQ2参戦権を得る。ディフェンディングチャンピオンのシルバン・ギュントーリ(パタ・ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)は4番手。ここでアタック終了となってしまった。
スーパーポール2。1回目のアタックで1分50秒7と自身のタイムを更新したレイ。しかし直後にデイビスが1分50秒2と大きくタイムを更新。サイクスが1分50秒3で二人の間に割って入る。フォレスも1分50秒台をマークするも4番手。この4人が1分50秒台に入ったところで1回目のアタックが終了。
2回目のアタックでついにデイビスが1分49秒6と、1分49秒台に突入。直後にハスラムが同じ1分49秒6ながら0.033秒上回ってトップ浮上。そしてハスラムが大逆転で2010年以来のポールポジションを獲得した。デイビスは2番手グリッド。3番手はタイムを1分49秒台に入れたサイクス。アプリリア、ドゥカティ、カワサキが1台ずつというフロントロウは、またしてもイギリス人が独占した。