MotoGP第18戦マレーシアGP MotoGP 1日目フリー走行
2019/11/01
MotoGP第18戦マレーシアGP、MotoGPクラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、ファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)が初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目はFP1が気温31度、路面温度43度のドライコンディション、FP2が気温33度、路面温度52度のドライコンディションで行なわれた。
クアルタラーロはFP1でオールタイムレコードを更新する1分59秒027を記録してトップに立つと、FP2のセッション序盤はタイヤの確認を行ない、セッション終盤に前後ニュータイヤを履いてアタックに出ると、FP1で自身が記録したレコードをさらに更新する1分58秒576を記録。さらにアタックを続行し、セクター1ではセクターベストを更新していたが、その後、ハフィス・シャリン(KTM)に引っかかり、ベストの更新はならなかったものの、ただ一人1分58秒台をマークして初日を完全制覇した。
総合2番手に1分59秒110でフランコ・モルビデリ(ヤマハ)。モルビデリはFP1を2番手スタート。ホームレースのペトロナス・ヤマハがFP1でワンツーを占めた。FP2では自己ベスト更新ならず、セッション4番手となったが、初日総合結果ではFP1で記録した1分59秒110で2番手。チームのホームレースを最高の形でスタートした。
総合3番手に1分59秒206でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。ドビジオーゾはFP1で5番手、FP2で2番手、FP2でベストタイムを記録。
総合4番手に1分59秒218でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続いたが、ビニャーレスはFP2では9番手に止まり、FP1で記録したタイムが初日のベストとなった。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はFP1を8番手でスタート、FP2では1分59秒284を記録してセッション3番手で終え、総合5番手となった。
マルク・マルケス(ホンダ)はFP1のセッション序盤にトラブルに見舞われ、FP1はラストアタックで1分59秒517を記録して4番手。FP2では前後ワンセットのタイヤで走り切り、最後のアタックを行なわず、セッション13番手となった。初日総合ではFP1で記録した1分59秒517がベストとなり、総合6番手で初日を終えた。
総合7番手のアレックス・リンス(スズキ)も、FP1で記録した1分59秒546が初日のベストとなった。総合8番手に1分59秒593でジャック・ミラー(ドゥカティ)、総合9番手に1分59秒707でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、総合10番手に1分59秒711でカル・クロッチロウ(ホンダ)の順で続いた。
フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が1分59秒774で総合11番手、ジョアン・ミル(スズキ)が1分59秒984で総合12番手、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が2分00秒057で総合13番手に続き、中上 貴晶(ホンダ)の代役として参戦するヨハン・ザルコ(ホンダ)はFP1で16番手、FP2で14番手、FP2では終盤のアタックラップ中に1コーナーで転倒を喫したものの、FP2で記録した2分00秒268で総合14番手。カレル・アブラハム(ドゥカティ)が2分00秒477で総合15番手に続いた。
総合16番手に2分00秒658でポル・エスパルガロ(KTM)、総合17番手に2分00秒705でホルヘ・ロレンソ(ホンダ)、総合18番手に2分01秒172でアンドレア・イアンノーネ(アプリリア)、総合19番手に2分01秒579でシャリン総合20番手に2分01秒959でミカ・カーリョ(KTM)の順で続き、ミゲール・オリベイラ(KTM)は前戦オーストラリアGPのFP4で転倒した際のケガから復帰しておらず、FP1は走ったものの最下位に止まり、FP2をキャンセル。今レースを欠場することになった。ティト・ラバット(ドゥカティ)も日本GP前のトレーニング中に負った右手のケガが治っておらず、今レースを欠場することになった。
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