全日本RR第8戦鈴鹿 J-GP2 名越哲平がコースレコード更新で一番時計

2019/11/02

「明日は優勝してチャンピオンを決めたい」と語った名越哲平

　全日本最終戦MFJ-GP鈴鹿のJ-GP2クラス予選は名越哲平（MuSASHi RT HARC-PRO.）がポールポジションを獲得した。

　名越135点、作本輝介（Team 髙武 RSC）129点、榎戸育寛（SDG Mistresa RT HARC-PRO.）128点で迎えた最終戦。予選でまずはリーダーボードのトップに立ったのは榎戸。しかしセッション残り2分を切ったところで名越が逆転。名越はタイムアタックを続けて翌周には2分9秒428とさらにタイムを削り、堂々のポールポジションとなった。

「前の二つのクラスでレコードが出ていたからコンディションがいいことは分かっていた。今年はどのサーキットでも昨年の自身のタイムを更新できていたけれど、コンマ数秒でコースレコードには届いていなかった。ここでポールポジションが取れてレコードを更新できたのはほっとしているし、参加台数が少なくなったがレベルの高いレースをしていることを証明できてうれしい」と名越。決勝に向けては「ウイークに入ってからいつになく緊張感を味わっている。この緊張感がワクワクに変わったことがポールポジション獲得の大きな要因になった。明日も緊張感をプラスにしたい」と語った。