全日本RR第6戦岡山 50台エントリーのST600で岡本裕生が予選を制す
2019/08/31
今季はイタリア選手権と全日本にフル参戦している岡本裕生(51ガレージニトロレーシング)
全日本ロードレース選手権第6戦岡山ST600予選は岡本裕生(51ガレージニトロレーシング)が制した。
金曜日の合同走行は午前中が雨、午後が晴れと天候に翻弄された。しかし予選が行なわれた土曜日は朝から快晴。50台ものエントリーを集めたST600クラスは、二組に分かれてのタイムアタックとなった。さらにST600クラスのみが午前と午後の2回に分かれて20分ずつの予選形式が組まれた。
午前中の予選A組では岡本がコースレコードに迫る1分32秒581をマークして暫定ポールポジション。B組では國峰啄磨(日本郵便 HondaDream TP)が1分32秒台に突入。1分32秒816で岡本に届かずも暫定2番手。1分32秒台にタイムを入れたのはA組とB組でそれぞれ一人ずつたった。
午後は雨との予報が外れて快晴のまま行なわれた午後の予選2回目開始。タイヤ制限もあり、自身の1回目のタイムを更新するものはほとんど現れず、岡本のポールポジションが確定。2番手の國峰に次いで小山知良(日本郵便 HondaDream TP)が3番手につけ、日本郵便 HondaDream TPがフロントロウの2席を獲得した。
岡本は「岡山国際サーキットは苦手意識があったのだけれど、事前テストから流れがよかった」とコメント。今季はイタリア選手権とダブルエントリーしているため「久しぶりに日本でST600マシンに乗ったのだけれど、調子は悪くない。でもねらっていたコースレコードがわずかに足りなくて更新できなかったのは悔しい」と述べ、「決勝ではコースレコードをねらって独走で勝ちたい」と語った。
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