MotoGP第10戦チェコGP Moto2決勝
2019/08/05
MotoGP第10戦チェコGP、Moto2クラスは、チェコのブルノサーキットで決勝レースを行ない、アレックス・マルケス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温23度、路面温度35度のドライコンディションの下、19周で争われた。
好スタートでホールショットを取ったのはサム・ロウズ(カレックス)だったが、ポールスタートのマルケスは3コーナー進入でロウズをパスしてトップを奪還。1周目に2番手以下に0.762秒差をつけて独走。1周目にロウズを交わして2番手に浮上したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)がマルケスを追うが、6周目にはその差が1秒以上に広がると、レース中盤の10周目には2秒とリードを広げ、マルケスは独走で今シーズン5勝目をマークした。
ジャンアントニオは序盤から単独2位をキープし、Moto2クラス初表彰台となる2位に入賞。3番手争いは、終盤にエネア・バスティアニーニ(カレックス)、ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)が接戦を展開。最終ラップに3番手に浮上したバスティアニーニがMoto2クラス初表彰台となる3位に入賞。僅差の4位にナバーロが続いた。
中盤に3番手争いをリードしていたルカ・マリーニ(カレックス)は終盤に遅れ、5位でゴール。6位にマーセル・シュローター(カレックス)、7位にニッコロ・ブレーガ(カレックス)、8位にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)の順で続いた。
17番グリッドからスタートした長島 哲太(カレックス)は序盤の内に入賞圏内に進出すると、その後もポジションを上げて9位でゴール。10位にイケル・レクオナ(KTM)が入賞した。
マルケスはランキングトップの座をキープ。ランキング2位のトーマス・ルティ(カレックス)が4周目に転倒リタイアに終わり、ランキングトップのマルケスと2位のルティのポイント差は33ポイント差に拡大した。
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