アビンティア・レーシングがラバットと契約更新

2019/08/01

　アビンティア・レーシングは7月31日にティト・ラバットと契約更新したことを発表した。契約期間は2020年から2年間となる。

　2017年からアビンティアに所属するラバットだが、2018年のイギリスGPで右足大腿骨を骨折する重傷を負い、今シーズンはなかなか本来のパフォーマンスを発揮できていなかった。さらにアビンティアは来季、Moto2クラスから若手ライダーの起用する構想を明らかにしていたが、その構想から一転、ラバットの継続起用が決定した。2020年からはマシンにファクトリースペックのパーツも投入されるという。

「2年契約がとてもうれしいが、最大のニュースは2020年からファクトリーのマテリアルが投入されるということ。毎戦上位争いをするために、これはとても重要なことだ。MotoGPクラスは、シーズン毎に競争力が高まり、結果を挙げるには、ベストなバイクを走らせることが不可欠だ。今シーズンはなかなか難しいから、チームの信頼に感謝したい。ここ数戦は序盤よりも強かった。全開で後半戦に挑もう」とラバットは語っている。