レッドブルMotoGPルーキーズ・カップ第4戦ドイツ
2019/07/08
接戦を制してレース2で今シーズン2勝目を記録した國井
レッドブル・MotoGPルーキーズカップ第4戦ドイツラウンドが、MotoGP第9戦ドイツGP併催で開催された。
予選でポールポジションを獲得したのは、國井 勇輝(日本)。カルロス・タタイ(スペイン)が2番手、ザクセンリンク初走行となる埜口 遥希(日本)が3番手に続き、フロントロウを獲得。
レース1は19周の予定でスタート。國井、タタイ、埜口、ペドロ・アコスタ(スペイン)が接戦を展開するが、トップグループが15周目を終了し、16周目に差し掛かったところで、後続で転倒が発生。赤旗が掲示されレースは成立。14周目のコントロールライン通過順位が最終結果となり、アコスタが優勝、2位に國井、3位にタタイ、4位に埜口の順となった。
レース2はビル・ファン・エールデ(オーストラリア)が好スタートで飛び出すが、すぐに國井とタタイが前に出てトップ争いを展開。中盤以降は二人が抜け出すが、終盤にタタイがリードを広げる。しかし、國井はあきらめずプッシュし続け、最終ラップに背後に迫ると、12コーナーの進入でタタイをパス。そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン2勝目を記録した。
タタイが2位でゴール。集団での3番手争いをファン・エールデが制してゴールしたが、最終ラップの11コーナー立ち上がりでのコース外走行のペナルティを取られ、マックス・クック(イギリス)が3位入賞となった。埜口は1周目の12コーナーでインを差してきたライダーに接触されて転倒、リタイアに終わった。
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