全日本RR第4戦筑波 J-GP3レース2長谷川聖が独走優勝
2019/06/23
日曜日も朝から曇天。いつ降り出してもおかしくない空模様の下、ドライコンディションでスタート。
ホールショットを奪ったのは鈴木大空翔(BATTLE FACTORY)。長谷川聖(CLUBY's)、安村武志(犬の乳酸菌jp/ プリミティブRT)、成田彬人(Team P.MU 7C MIKUNI)、村瀬健琉(ミクニ テリー&カリー)が続き、5台でトップ集団を形成。
5周目にはここに岡崎静夏(Kohara Racing Team)と中山愛理(TEAM SHOTA)が追いつき、トップ争いは7台に膨らむ。
9周目の1コーナーでトップは鈴木から成田に替わる。しかし奥10周目いは鈴木がトップ奪回。
14周目に今度は長谷川がトップ浮上。ペースを上げて逃げにかかる。村瀬と鈴木の2台が追いかけ、トップ集団は3台と4台のグループに分かれる。
長谷川はファステストラップをたたき出してトップ独走状態を築くことに成功する。鈴木と村瀬は2位争いに移行。4台での4位争いは18周目に中山がトップに立つ。
長谷川は最後は3秒以上の差をつけて独走優勝。2位争いは鈴木に軍配。村瀬は3位に甘んじたものの全日本初表彰台獲得。中山は2位争いとの差を詰め、4位単独フィニッシュとなった。
優勝・長谷川聖(CLUBY's)
「事前テストからレースウイークまでドライだと調子がよかったから、晴れなら逃げられると思っていました。最初に後退して焦ったけれど、落ち着いて前に出たら最後は差を作ってゴールできました。シリーズ後半戦は全部得意なコースだから、しっかりとポイントを稼いでチャンピオン取れるように頑張ります」
2位・鈴木大空翔(BATTLE FACTORY)
「スタートして2周目くらいからフロントブレーキにトラブルを抱えていました。長谷川選手に抜かれてからはついていけなくなってしまった。でも、村瀬選手に抜かれなかったのはよかったです。次戦は岡山ですが、テストからしっかり走り、頑張りたいです」
3位・村瀬健琉(ミクニ テリー&カリー)
「序盤はペースが上がらない中、一歩一歩確実にポジションアップしようと思って走っていました。終盤はメンタルもタイヤも厳しく、最後は鈴木選手を抜けるかなと思ったけど抜けずに悔しいです。難しい展開だったけど、初めての表彰台に上がれてよかったです。岡山はJP250のときも調子は悪くなかったから、今回の表彰台をムダにしないようにつなげていきたいです」
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