SBK第7戦リビエラ・ディ・リミニ 決勝レース2
2019/06/24
SBK(スーパーバイク世界選手権)第7戦リビエラ・ディ・リミニラウンドは、イタリアのミサノサーキット(リビエラ・ディ・リミニ ワールドサーキット マルコ・シモンチェリ)でスーパーポールレースと決勝レース2を行なった。
10周で争われたスーパーポールレースではアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が優勝し、レース2のポールポジションを獲得。2位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)、3位にレオン・ハスラム(カワサキ)が続いた。ジョナサン・レイ(カワサキ)は2番手走行中の10コーナーで転倒。再スタートして5位に終わった。高橋 裕紀(ホンダ)は14位、清成 龍一(ホンダ)は15位に入賞。
レース2は気温27度、路面温度45度のドライコンディションで争われた。ポールスタートのバウティスタが好スタートでレースをリード。1周目を終えて、2番手以下にコンマ5秒ほどのリードを取っていたが、2周目の4コーナーで転倒。再スタートできたものの、19番手まで後退してしまう。
代わってトップに立ったのはレオン・ハスラム(カワサキ)。2番手にレイ、3番手にトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)が続き、カワサキ勢がトップ3を占める。
ハスラムは3周目までレースをリードするが、4周目の1コーナー進入でラズガットリオグルがトップに浮上。同じラップにはレイもハスラムを交わして2番手となり、ラズガットリオグルを追う。
8周目あたりからトップ争いはラズガットリオグルとレイの一騎打ちとなり、ハスラムはやや遅れたものの、マルコ・メランドリ(ヤマハ)、アレックス・ロウズ(ヤマハ)と接戦の3番手争いを展開する。
ラズガットリオグルはレース終盤の17周目までレースをリードしたが、残り4周となった18周目の1コーナー進入でレイがトップに浮上。二人が僅差のまま最終ラップまで接戦を展開する。
最終ラップの8コーナー進入でラズガットリオグルがレイのインを差すが、ラインがふくらみ、レイがトップをキープ。今シーズン4勝目を記録した。0.381秒差でラズガットリオグルが2位に入賞し、今季ベストリザルト、今季3回目の表彰台を獲得。トップ争いからは遅れてしまったが、接戦の3番手争いを制してハスラムが3位に入賞し、カワサキ勢が表彰台を独占した。
4位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)。5位にマイケル・リナルディ(ドゥカティ)、6位にトム・サイクス(BMW)、7位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)、8位にミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、9位にロレンツォ・ザネッティ(ドゥカティ)、10位にジョルディ・トーレス(カワサキ)の順で続いた。
3番手争いに加わっていたメランドリは13周目の8コーナーで転倒を喫し、再スタートして16位。清成 龍一(ホンダ)は17位でチェッカーを受け、高橋 裕紀(ホンダ)は14位走行中の18周目の最終コーナーで転倒を喫しリタイアに終わった。
バウティスタは再スタートし、14位に入賞し、ランキングトップをキープしたが、ランキング2位のレイとのポイント差は16ポイント差に縮まった。
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