MotoGP第4戦スペインGP Moto2決勝
2019/05/06
MotoGP第4戦スペインGP、Moto2クラスは、スペインのヘレス(ヘレスサーキット・アンヘル・ニエト)で決勝レースを行ない、ロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは23周の予定でスタートを切ったが、スタート直後の1コーナー立ち上がりで4番グリッドからスタートしたレミー・ガードナー(カレックス)がハイサイド転倒。直後を走っていたアレックス・マルケス(カレックス)が避けきれずに、ガードナーのマシンに接触し転倒。さらに後続のディマス・エッキー・プラタマ(カレックス)もガードナーのマシンに接触転倒、そのまま滑走し、前を行くマルコ・ベゼッチ(KTM)に接触し、ベゼッチも転倒してしまう。この多重クラッシュにより、レースは赤旗中断となり、周回数を15周に減算して争われることになった。
気温20度、路面温度40度のドライコンディションでスタートしたレースをリードしたのは、アウグスト・フェルナンデス(カレックス)。バルダッサーリが2番手で続き、チームポンスの二人が後続にリードを取って、トップ争いを展開する。フェルナンデスは6周目までレースをリードしたが、7周目の最終コーナーでバルダッサーリがトップに浮上。
終盤に入ると、トップ争いの二人にホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)が追いつき、13周目のバックストレートエンドの6コーナーでフェルナンデスを交わしてナバーロが2番手に浮上。トップを行くバルダッサーリを追ったが、バルダッサーリが逃げ切って、今シーズン3勝目を記録した。
ナバーロは2位に入賞し、2戦連続で表彰台を獲得。フェルナンデスが今シーズン初表彰台となる3位に入賞した。
4位にトーマス・ルティ(カレックス)、5位にブラッド・ビンダー(KTM)、6位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)が入賞。
長島 哲太(カレックス)は7位に入賞した。長島は最初のスタート時、マシントラブルが発生し、ピットスタートを余儀なくされたが、赤旗、再スタートとなったことで、本来のグリッドである9番グリッドからスタート。序盤から9番手を走行し、7周目に7番手に浮上。終盤後続の接近を受けたが、抑えきってグランプリベストリザルトとなる7位に入賞した。
8位にルカ・マリーニ(カレックス)、9位にニッコロ・ブレーガ(カレックス)、10位にイケル・レクオナ(KTM)が入賞した。
こんな記事も読まれています