全日本RR第2戦鈴鹿2&4 驚速の2分3秒台！　高橋巧がポールポジションを獲得

2019/04/20

　全日本第２戦鈴鹿2&4の予選は高橋巧（Team HRC）がコースレコード更新してのポールポジション獲得となった。

　2&4ということでJSB1000クラスのみの開催。とはいえ、鈴鹿８耐出場権を賭けた８耐トライアウトのレースとなったため、69台と大量エントリーになった。
　予選は2組に分かれて30分ずつタイムアタック。A組で走行した中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）が2分04秒880と、自信が持つコースレコード2分04秒876に近いタイムをマーク。
　B組では昨日の合同走行で非公式にコースレコード更新タイムをマークしていた高橋巧がセッション開始早々に2分3秒台にタイムを入れる。高橋巧は続けてアタックし、もう一度2分3秒台をマーク。これでレース1、レース2共にポールポジション獲得となった。

　高橋巧のポールポジションは2017年のSUGO大会以来2年ぶり。しかも、2年前のSUGO大会は悪天候のためにまともなタイムアタックできずじまい。高橋巧は「何年ぶりのポールポジションか覚えていません。2年前のSUGOで取りました？　どちらにしても、みんな印象がないでしょう。今回は印象づけられたと思います」と苦笑い。
　2分3秒台のタイムについては「事前テストで2分4秒4を出せていた。コンディションがよければ2分3秒に入れられると思っていました。目標にしていたので、よかったです」とコメント。
　決勝については「開幕戦では失敗したから、今回は慎重にスタートしたい。できれば前に出て自分のペースで走りたいけれど、状況に合わせてレース展開を見て、しっかり優勝できるようにしたいです」と意気込みを語った。