【速報】全日本RR第2戦鈴鹿2&4レース2 高橋巧が17秒差を築いてダブルウイン
2019/04/21
全日本第2戦鈴鹿2&4レース2は高橋巧(Team HRC)が優勝した。
レース2は日曜日に18周でスケジュールされた。その日曜日は薄雲が広がったものの気温は高く、心地いい風が吹いていた。
好スタートを切って真っ先に1コーナーに飛び込んだのは渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)。しかし1コーナーを先に立ち上がったのは高橋巧。後方は激しい2位争いを開始したこともあり、高橋巧はあっという間にトップ独走態勢に入る。
オープニングラップを2番手で戻ってきたのは渡辺一馬。水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)、加賀山就臣(ヨシムラスズキMOTUL)、渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)らが続き、セカンド集団は7台に膨らむ。
2周目に水野が2番手浮上。
4周目。渡辺一馬が2番手奪還。逆に水野は6番手まで後退と激しい攻防が続く。
レース中盤。渡辺一馬、中須賀、野左根の3台で激しい2位争いが展開される。しかし今日の中須賀は無理をしない。一時は順位を落としていた水野がこの三つどもえの2位争いを射程範囲にとらえたまま周回を重ねる。
14周目。中須賀がセカンド集団トップに浮上。野左根も渡辺一馬をパスして中須賀の背後につける。2台はペースを挙げて一騎打ちの2位争いに持ち込む。
ラスト2周。中須賀はラストスパート、野左根は遅れ始め、水野、渡辺一馬と3台での表彰台争いに突入。
後方の熾烈な戦いを尻目に、高橋巧は17秒もの大差を築いてダブルウイン。中須賀は単独2位フィニッシュ。表彰台争いは僅差で野左根が制した。
こんな記事も読まれています