SBK第2戦タイ 決勝レース2
2019/03/18
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、ジュール・クルゼール(ヤマハ)が優勝した。WSS決勝はクルゼール、フェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)、イサック・ビニャーレス(ヤマハ)が序盤から接戦を展開。カリカスロが何度かトップに立ったものの、終始トップ争いをリードしたクルゼールが、終盤に単独トップに立ち、今シーズン初優勝を飾った。
2位にランディ・クルメナヒャー(ヤマハ)が入賞。クルメナヒャーはスタートで遅れ、序盤は8番手付近で周回していたが、その後、ポジションを挽回。残り5周でトップ集団に追いつくと、15周目に3番手に浮上。最終ラップにカリカスロとビニャーレスに競り勝ち、2位に入賞した。
3位にカリカスロ、ビニャーレスは4位でゴール。5位にラファエル・デ・ローサ(MVアグスタ)が続いた。
4番グリッドからスタートした大久保 光(カワサキ)は好スタートで序盤からトップ争いに加わったが、5周目に目の前を走っていたトーマス・グラディンガー(ヤマハ)のマシンから白煙が上がり、オイルもれを警戒した大久保とトップ集団の間に差が開いてしまう。グラディンガーがマシントラブルでストップした後、大久保は第2集団の先頭となる4番手で周回を重ねたが、最終的にカワサキトップとなる6位でゴールした。開幕戦に続いて連続6位入賞となった大久保だが、トップとの差は開幕戦の15秒から4秒599と大きく縮まっており、マシン的にアドバンテージを持つヤマハ勢相手に健闘を見せた。
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