MotoGP第1戦カタールGP Moto3 2日目予選
2019/03/10
MotoGP第1戦カタールGP、Moto3クラスは、カタールのロサイル・インターナショナルサーキットで2日目の予選を行ない、アロン・カネト(KTM)が2分05秒883でポールポジションを獲得した。
カネトは3回のフリー走行総合トップでQ2に進出。2日目のフリー走行3回目は風も強く、各ライダー、初日のタイムを更新できず、初日の総合結果で、総合14番手までのライダーがQ2に直接進出。総合15番手以下のライダーによりQ1が争われ、Q1の上位4名のライダーがQ2に進出。Q1ではセレスティーノ・ビエッティ(KTM)がトップタイムを記録。18名のライダーによって気温17度、路面温度19度のドライコンディションで15分間のQ2が争われた。
Q1、Q2の新しい予選方式はMoto3クラスでは初の試みとあり、1回のコースイン、一度ピットに戻って2回のコースインとライダーによって前略の違いがあったが、特に小排気量クラスではスリップストリームがタイムに及ぼす影響は大きく、単独走行でタイムが伸び悩むライダーも見られるなど、アタックのタイミングの難しさがあった。
そんな中、カネトは1回のコースインで、トータル6周、計測周回5周を走り切り、開始10分すぎの計測3周目に2分05秒883のファステストを記録してトップに立つと、そのままポジションを守り、新チームに移籍、マシンをKTMに乗り換えて臨んだ初レースでグランプリ通算4回目となるポールポジションを獲得した。
終盤のアタックで2分06秒080を記録したロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)が2番手を獲得。3番手に2分06秒109で鳥羽 海渡(ホンダ)が続いた。鳥羽は開始9分すぎにリーダーボードのトップに立ち、カネトに逆転されたものの、終盤まで2番手をキープ。終盤のアタックでもセクタータイムを更新していたが、遅いライダーに引っかかりタイム短縮ならず。最後にダラ・ポルタに逆転されたものの、グランプリベストグリッド、初フロントロウを獲得した。
Q1で2番手につけQ2に進出したジョン・マクフィー(ホンダ)が2分06秒308で4番手に。ラストアタックで2分06秒373を記録したニッコロ・アントネッリ(ホンダ)が5番手に続き、6番手に2分06秒526でアルベルト・アレナス(KTM)、7番手に2分06秒621でトニー・アルボリーノ(ホンダ)の順。Q1トップのビエッティは2分06秒663で8番手に浮上。9番手に2分06秒670でビンセント・ペレス(KTM)、10番手に2分06秒673でラウル・フェルナンデス(KTM)の順で続いた。
ロマーノ・フェナティ(ホンダ)は2回のコースインの戦略を取ったものの、2回目のアタックはセッション終了のチェッカーに間に合わず2分06秒681で11番手。
真崎 一輝(KTM)は2分06秒978で13番手、Q1で3番手につけ、Q2に進出した小椋 藍(ホンダ)は2分07秒363で15番手。
鈴木 竜生(ホンダ)はQ1で5番手、2分06秒884で19番手、佐々木 歩夢(ホンダ)はQ1で8番手、2分07秒373で22番手、山中 琉聖(ホンダ)はQ1で11番手、2分08秒179で25番手の順となった。
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