MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP Moto3 2日目予選
2018/11/18
MotoGP第19戦(最終戦)バレンシアGP、Moto3クラスは、スペインのリカルド・トルモサーキットで2日目の予選を行ない、トニー・アルボリーノ(ホンダ)が1分46秒773でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は気温16度、路面温度18度のウエットコンディションで争われたが、部分的にライン上が乾き始める微妙な路面コンディションとなり、特に8コーナーでは10人前後のライダーが転倒を喫するなど難しいセッションとなった。
アルボリーノはセッション中盤から上位につけると、終盤にスリックタイヤに選んでアタックを行ない、残り1分を切ったところでリーダーボードのトップに浮上、最後のアタックで1分46秒773を記録してポールポジションを獲得した。アルボリーノのポール獲得は今年のアルゼンチンGP以来、グランプリ通算2度目となる。
2番手に1分47秒017でナカリン・アティラプバパト(ホンダ)が続いた。初日のウエットでも上位につけていたアティラプバパトは、予選でも積極的に攻め、リーダーボードのトップに立つ。終盤にアルボリーノに逆転されたものの、最後のアタックで1分47秒017を記録し、グランプリ初フロントロウとなる2番手を獲得した。
3番手にラストアタックで1分47秒116を記録したジョン・マクフィー(KTM)。マクフィーはラストアタックで2番手に浮上したが、直後にアティラプバパに逆転された。マクフィーも最後にスリックをチョイスしており、今シーズン4回目のフロントロウを獲得。
来シーズンからのレギュラー参戦が決まり、今レースにワイルドカードで参戦するジャン・オンジュ(KTM)が1分47秒336で4番手に続いた。オンジュはセッション序盤にリーダーボードのトップに浮上。その直後に8コーナーで転倒を喫したが、すぐにマシンを起こして再スタート。ラストアタックで自己ベストを記録し2番手に浮上したが、直後にマクフィー、アティラプバパに逆転されて、グランプリデビュー戦でのフロントロウ獲得を逃した。
5番手に1分47秒431でアロン・カネト(ホンダ)、6番手に1分47秒776でマルコ・ベゼッチ(KTM)。ベゼッチも序盤に8コーナーで転倒。7番手に1分47秒783でマルコス・ラミレス(KTM)、8番手に1分47秒796でヤコブ・コンフェイル(KTM)、9番手に1分47秒826でアルベルト・アレナス(KTM)、10番手に1分47秒880でラウル・フェルナンデス(KTM)の順で続き、チャンピオンのホルヘ・マルティン(ホンダ)は1分48秒124で13番手に止まった。
鈴木 竜生(ホンダ)は1分48秒614で18番手、鳥羽 海渡(ホンダ)は1分49秒027で21番手、真崎 一輝(KTM)は1分49秒469で22番手、佐々木 歩夢(ホンダ)は1分49秒980で25番手から決勝レースに臨む。
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