全日本RR第9戦鈴鹿 ST600優勝会見

2018/11/04

●優勝・佐野優人（BATTLE FACTORY）
「全日本初優勝が地元の鈴鹿でできたことがとてもうれしいです。チームの地元だし、家族みんな、スポンサーも来てくれました。だから、勝つしかない、と思いながら走って、そして優勝できたことがすごくうれしいです」
「地元鈴鹿に帰ってきて、ようやく今のバイクが理解できて、こういう走らせ方がいいのかなと分かったことが勝因です。タイトル争いは自分には全く関係なかったから、今日は勝つしかないと思っていました。雨は得意ですが、鈴鹿の雨はほとんど走ったことがないので、今日で自信がつきました。3位が弟だとは分かっていませんでしたが、コース上で勝人に『3位や』と言われて、とてもうれしかったです」

●2位・岡本裕生（51ガレージチームイワキ）
「まずは優勝できずに悔しいです。でも、今年の初めに決めた目標の一つだったチャンピオンを決められたのは来年につながることなので、チームの皆さんに感謝しています」
「（小山のコースアウトは）全く知りませんでした。小山選手の順位は気にせずに走っていました。僕の方がストレートは有利で、Ｓ字は向こうが速くどうしようって思っていたけど、ヘアピンやシケインの進入は僕の方が有利でした。勝負はそこで、と思っていました。チャンピオンを決められたから、2位でも一番うれしい2位になりました」

●3位・佐野勝人（TEAM VITALSPIRIT）
「地元の鈴鹿で表彰台を獲得できてすごくうれしいです。地元だし、チームの監督や家族が応援に来ていました。それらが伝わってきて3位になれたかなって思います」
「いろいろなライダーとバトルになって、速かったですが、負けない気持ちで表彰台を取ろうと戦いました。それがいい結果につながったんだと思います」
「兄の優勝はうれしい反面、悔しいです。自分もトップ争いができたらよかったけど、及ばず、もっと頑張らなきゃと感じました。兄とはいえ、勝ちたいと思う気持ちはありますが、今回は兄の方が速かったですね。でも兄弟で表彰台に立ててめちゃくちゃうれしいです」