全日本RR第9戦鈴鹿 J-GP3優勝会見

2018/11/04

●優勝・小室旭（Team P.MU 7C MIKUNI）
「朝のウオームアップ走行で転倒し、結局、1周も計測できませんでした。チームは短い時間でバイクも直してくれました。長谷川選手はJ-GP3の乗り方としては特殊で、コースによってはロスもあったけど、今回は見事にはまっていたから、自信をなくしていました。でも、ウエットコンディションならって思ってたのに今朝の転倒があり…。でも自分には経験あるから、それをフルに生かして、雨でもストライクゾーンに入ればいけるかなという感覚はありました」
「レース中にどの段階でペースが上げられるか、5周か3周かなと思って、そこまでは転倒しないように集中して走り、リズムを刻んでいきました。シケインで入れる余裕があったから、集中して走り、シケインも今までの走り方とは変えていきました。そしたらこういう結果にできました。（コースアウト後は）どこでもいいから走ろうと思いました」

●2位・藤井謙太（au・テルルMotoUP RT）
「今季初表彰台で、久しぶりですね。今季は車体に苦労していて、一発荒れたコンディションにならないかな、そうなったら自分のスキルがいきてくるなって思っていました。予選は悪かったけど、十分戦えるだろうと決勝に臨みました。小室選手、長谷川選手と比べると自分は詰め切れていなかったけど、それと遜色ないペースで走れば結果が作れるかなと、冷静に走行しました」

●3位・長谷川聖（CLUB Y's &J）
「130Rがうまく走れなくて、後ろがすべっていました。最後のシケインは頑張ろうと思ったら、ミスをしてブレーキのところまで届かず、でもこのまま勝負せずに終わったら何もならないと、切り返しで勝負したら小室選手に接触してしまい、やってしまった…と思いました。でも小室選手の順位が替わらなかったからよかったです。すぐに謝りました」
「今年はトラブル続きでマシンと一体にならず、ほかの人のマシンに乗っているようでした。最終戦で久々に自分のバイクで乗ってる感じだったから、晴れだったらよかったなと思っています」