MotoGP第18戦マレーシアGP Moto3決勝
2018/11/04
MotoGP第18戦マレーシアGP、Moto3クラスは、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ホルヘ・マルティン(ホンダ)が優勝。タイトルを獲得した。
Moto3クラスの決勝レースは気温31度、路面温度41度のドライコンディションで争われた。スタートでレースをリードしたのはマルコ・ベゼッチ(KTM)。マルティンは1周目を5番手で通過。序盤から大きなトップ集団が形成され、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)、ダリン・ビンダー(KTM)らがベゼッチと激しいポジション争いを展開する。
4周目から6周目までダラ・ポルタがトップでコントロールラインを通過するが、7周目にベゼッチがトップを奪還。タイトルを争うマルティンも、8周目にはベゼッチを交わしてトップに立つと、リードを広げようとするが、ベゼッチが再びトップを奪う。
10周目にアロン・カネト(ホンダ)がトップに立つが、11周目の1コーナーで転倒を喫しリタイアに終わってしまう。
マルティンは13周目に再びトップに立つと、ペースアップ。14周目にはファステストラップを更新し、2番手以下に1秒以上のリードを取って単独トップに立つと、そのまま逃げ切って今シーズン7勝目を記録。
タイトル争いのライバル、ベゼッチは接戦の集団の中で苦戦、最終的に5位でチェッカーとなり、マルティンとのポイント差が26ポイントとなり、最終戦を待たずにマルティンのチャンピオンが決定した。
接戦の2番手争いを・ダラ・ポルタが制し、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)が3位表彰台を獲得した。
4位にアルベルト・アレナス(KTM)、5位にベゼッチ、6位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、7位にビンダー、8位にトニー・アルボリーノ(ホンダ)の順で続き、序盤からトップ争いに加わっていた鈴木 竜生(ホンダ)が9位に入賞。10位にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)が続いた。
鳥羽 海渡(ホンダ)は中盤以降ポジションを上げ、12位に入賞。真崎 一輝(KTM)は序盤からトップ集団の中で周回を重ね、15位に入賞した。佐々木 歩夢(ホンダ)は序盤はトップ集団の中につけていたが、中盤過ぎに遅れ、18位でチェッカーを受けた。
こんな記事も読まれています