MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2決勝
2018/09/10
バニャーヤがホームレースで勝利
MotoGP第13戦サンマリノGP、Moto2クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、フランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温26度、路面温度39度のドライコンディションで争われた。バニャーヤはスタートからトップに立つと、1周目から後続とのリードを広げ、単独トップに立つ。2番手にマッティア・パシーニ(カレックス)が続くが、7周目にはバニャーヤのリードは1秒以上に広がり、中盤の12周目には2秒以上、終盤には3秒以上と、周回を重ねるごとにリードを広げ、バニャーヤは独走でホームレースでの勝利を飾った。
パシーニは17周目まで2番手をキープしていたが、ミゲール・オリベイラ(KTM)とマーセル・シュローター(カレックス)が競り合いながらパシーニとの差を縮め、18周目の1コーナーでオリベイラが2番手に浮上、20周目の2コーナーでシュローターがパシーニを交わして3番手に浮上。
その後、オリベイラとシュローターは最終ラップまで接戦を展開、シュローターが14コーナーでインを突いたものの、ラインを外し、オリベイラが2位でゴール。シュローターは3位に続き、グランプリ初表彰台を獲得した。
パシーニは終盤、ホアン・ミル(カレックス)にも追いつかれ、接戦を繰り広げ、ミルが前に出るが、ミルがトラックリミットオーバーで1ポジション降格となる。ミルは最終ラップまでパシーニと接戦のポジション争いを展開するが、前に出ることができず、パシーニが4位、ミルが僅差の5位に入賞した。
6位にロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)、7位にファビオ・クアルタラーロ(スピードアップ)、8位にブラッド・ビンダー(KTM)、9位にホルヘ・ナバーロ(カレックス)、10位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)の順で続き、長島 哲太(カレックス)は18番手走行中の16周目に転倒リタイアに終わった。
ポイントランキングではバニャーヤがトップをキープ、2位のオリベイラとのポイント差は、8ポイント差に広がった。
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