マルティンが今季8回目のポール獲得
MotoGP第13戦サンマリノGP、Moto3クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで2日目の予選を行ない、ホルヘ・マルティン(ホンダ)が1分41秒823でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの2日目は午前中のフリー走行3回目がウエットコンディションとなったものの、午後の予選は気温24度、路面温度38度のドライコンディションで争われた。
セッション序盤をリードしたのはガブリエル・ロドリゴ(KTM)。ロドリゴは開始10分すぎに1分42秒302を記録するが、直後の1コーナーで転倒を喫してしまう。しかし、そのままロドリゴがリーダーボードのトップをキープしたままセッションは進み、終盤のアタックが始まる。
ここでファステストを更新したのはロドリゴ。セッション終了間際に1分42秒287を記録する。しかし、その直後にマルティンが1分41秒878を記録して逆転。マルティンはさらに最後のアタックで1分41秒823とサーキットベストタイムを更新。今シーズン8回目となるポールポジションを獲得した。
2番手に1分42秒134でロドリゴが続き、ラストアタックで1分42秒270を記録したアロン・カネト(ホンダ)が3番手、フロントロウを獲得。
4番手に1分42秒271でファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、5番手に1分42秒294でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、6番手に1分42秒318でマルコ・ベゼッチ(KTM)、7番手に1分42秒355でニッコロ・ブレーガ(KTM)、8番手に1分42秒442でロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)のホームレースのイタリア人ライダーが続いた。
9番手に1分42秒474でヤコブ・コンフェイル(KTM)。コンフェイルは最後のアタックで2番手に浮上する1分42秒117を記録したが、最終セクターのトラックリミットオーバーによりこのラップタイムはキャンセルされた。
日本勢ではラストアタックで1分42秒578を記録した佐々木 歩夢(ホンダ)が10番手。鈴木 竜生(ホンダ)は1分43秒071で16番手、鳥羽 海渡(ホンダ)が1分43秒227で17番手に続き、真崎 一輝(KTM)は最後のアタックラップ中に転倒、セッション序盤に記録した1分43秒410で22番手となった。