シュローターがトップタイム
MotoGP第11戦イギリスGP、Moto2クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、マーセル・シュローター(カレックス)が2分08秒385で初日総合トップに立った。
Moto2クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目はドライコンディションで行なわれたが、午後の2回目は開始10分すぎあたりで雨が降り始めた。各ライダー、路面が完全にウエットになるまでピットに待機、残り20分ごろからウエットコンディションの中、コースインが始まる。その後、雨は上がり、青空ものぞくが、路面はウエットのままセッションは終了。ドライの1回目のタイムが、初日の総合結果となった。
シュローターは1回目のセッションの中盤にはファステストラップを記録。総合2番手に2分08秒643でマッティア・パシーニ(カレックス)、総合3番手に2分08秒832でサム・ロウズ(KTM)が続いた。
総合4番手に2分08秒860でロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)、総合5番手に2分09秒083でアレックス・マルケス(カレックス)。マルケスはウエットの2回目では路面がドライの序盤に記録したタイムでセッショントップにつけた。ファビオ・クアルタラーロ(スピードアップ)は1回目のセッションで転倒を喫したが、2分09秒100で総合6番手で初日を終えた。
ポイントリーダーのフランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)は2分09秒126で総合7番手。総合8番手に2分09秒168でホルヘ・ナバーロ(カレックス)、総合9番手に2分09秒259でロマーノ・フェナティ(カレックス)、総合10番手に2分09秒330でアンドレア・ロカテッリ(カレックス)の順で続いた。
長島 哲太(カレックス)は1回目に2分09秒976を記録して19番手、ウエットの2回目には路面がドライの序盤に記録したタイムで5番手につけたが、初日総合では19番手。ミゲール・オリベイラ(KTM)は1回目のセッション序盤に3コーナーで転倒、2分10秒111でセッション20番手となり、総合でも20番手。前戦オーストリアGPで追突されて転倒、負傷したチャビ・ビエルヘ(カレックス)は今レースで復帰、2分11秒350で総合26番手。