ドビジオーゾが初日総合トップ
MotoGP第11戦イギリスGP、MotoGPクラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2分01秒385で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行なわれ、全ライダーが午後の2回目に初日のベストラップを記録した。
1回目を3番手で終えていたドビジオーゾは、2回目の開始12分過ぎに2分02秒298のファステストラップを記録する。しかし、直後にマルク・マルケス(ホンダ)が2分02秒228とファステストラップを更新、マルケスは終盤までリーダーボードのトップをキープする。
セッション終盤の残り12分で2分02秒152を記録したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がトップに浮上するが、ドビジオーゾは残り5分を切ったところで2分01秒385を記録し、トップで初日を終えた。
総合2番手に2分01秒390でホームレースのカル・クロッチロウ(ホンダ)が続き、1回目トップのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は2回目のセッション終盤に2分01秒446を記録して総合3番手に。マルケスもセッション終盤に2分01秒529を記録して総合4番手で初日を終えた。マルケスは1回目のセッションで16コーナーで転倒を喫した。
総合5番手に2分01秒782でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、総合6番手に2分01秒819でジャック・ミラー(ドゥカティ)、総合7番手に2分01秒962でヨハン・ザルコ(ヤマハ)の順で続き、ロッシは終盤のアタックで自己ベストを更新できず、2分02秒152で総合8番手に。総合9番手に2分02秒231でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、総合10番手に2分02秒448でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が続いた。
中上 貴晶(ホンダ)はセッション終盤に2分02秒515をマークして総合11番手で初日を終了。ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が2分02秒616で総合12番手、2回目のセッション中盤に12コーナーで転倒したティト・ラバット(ドゥカティ)は2分02秒704で総合13番手。フランコ・モルビデリ(ホンダ)が2分02秒759で総合14番手、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が2分02秒864で総合15番手に続いた。
以下、総合16番手に2分02秒938でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、総合17番手に2分02秒974でブラドリー・スミス(KTM)、総合18番手に2分03秒293でハフィス・シャリン(ヤマハ)、総合19番手に2分03秒591でアレックス・リンス(スズキ)、総合20番手に2分03秒810でスコット・レディング(アプリリア)、総合21番手に2分04秒178でトーマス・ルティ(ホンダ)、総合22番手に2分04秒223でハビエル・シメオン(ドゥカティ)、総合23番手に2分04秒773でカレル・アブラハム(ドゥカティ)の順で続き、チェコGPで負ったケガのために欠場しているポル・エスパルガロ(KTM)の代役として参戦するロリス・バズ(KTM)は2分05秒212で総合24番手で初日を終えた。