MotoGP第11戦オーストリアGP MotoGP 1日目フリー走行
2018/08/11
ドビジオーゾが総合トップ、ウエットはマルケス
MotoGP第11戦オーストリアGP、MotoGPクラスは、オーストリアのレッドブル・リンクで1日目の2回のフリー走行を行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が1分23秒830で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目はドライコンディションで行なわれたが、午後の2回目は直前のMoto3クラスのフリー走行2回目終了直後から激しい雨が降り、セッション開始が15分間ディレイとなった。2回目はフルウエットコンディションで行なわれ、初日の総合結果は、ドライの1回目のタイム順となった。
ドビジオーゾは1回目のセッションのセッション序盤からリーダーボードのトップを争い、開始29分すぎに1分24秒295を記録してトップに浮上すると、残り2分を切ったところで1分24秒098とファステストを更新する。ところが、チェッカーまで残り約1分でチームメイトのホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が1分24秒045とファステストを更新してトップに浮上する。しかし、ドビジオーゾはセッション終了間際のラストアタックで1分23秒830を記録し、トップで1回目を終えた。ウエットの2回目は9周の走行に止まったが、1分35秒514で5番手につけている。
総合2番手に1分24秒045でロレンソが続いた。ロレンソはウエットの2回目は1分35秒488でセッション4番手。総合3番手に1分24秒320でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、ドゥカティ勢が初日のトップ3を独占。ペトルッチはウエットの2回目でも、1分34秒981で3番手につけている。
総合4番手に1分24秒411でマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは1回目を4番手で終え、ウエットの2回目は、残り17分を切った14時47分すぎにコースイン、計測4周目に1分34秒369のトップタイムを記録。さらに6周目に1分33秒995とファステストを更新してセッショントップで終了した。
総合5番手に1分24秒436でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、総合6番手に1分24秒474でダニ・ペドロサ(ホンダ)、総合7番手に1分24秒491でカル・クロッチロウ(ホンダ)、総合8番手に1分24秒676でティト・ラバット(ドゥカティ)、総合9番手に1分24秒767でヨハン・ザルコ(ヤマハ)、総合10番手に1分24秒835でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)の順で続き、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分24秒884で総合11番手。ロッシは1回目のコースイン直後にマシントラブルでストップ。ピットに戻ってマシンを乗り換え、1回目は11番手に止まった。ウエットの2回目はセッション中盤にはコースインし、トータル14周を回り、セッション10番手で終えている。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分24秒904で総合12番手、
アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が1分24秒938で総合13番手に続き、ウエットの2回目では真っ先にコースインしたアレックス・リンス(スズキ)は1回目は1分24秒939で14番手、総合14番手で初日を終えた。KTMのホームレースとなるブラドリー・スミス(KTM)は1分24秒973で総合15番手、ウエットの2回目にはセッション6番手につけた。
総合16番手に1分25秒011で中上 貴晶(ホンダ)。中上はドライの1回目が16番手、ウエットの2回目は22番手。総合17番手に1分25秒107でフランコ・モルビデリ(ホンダ)が続いたが、モルビデリは1回目に危険走行のペナルティを取られ、3グリッド降格が決定している。
総合18番手に1分25秒184でジャック・ミラー(ドゥカティ)が続き、ウエットの2回目でセッション2番手につけたスコット・レディング(アプリリア)は、ドライの1回目は1分25秒354で19番手に終わり、総合19番手。以下、総合20番手に1分25秒541でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、総合21番手に1分25秒594でハフィス・シャリン(ヤマハ)、総合22番手に1分25秒752でハビエル・シメオン(ドゥカティ)、総合23番手に1分25秒979でトーマス・ルティ(ホンダ)の順で続いた。ポル・エスパルガロ(KTM)はチェコGPで負傷したため、今レースを欠場した。
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