ペドロサが今季いっぱいでの現役引退を発表
2018/07/13
ダニ・ペドロサ(ホンダ)がドイツGPの開催されるザクセンリンクで記者会見に臨み、今シーズンいっぱいで現役を退くことを発表した。
「今シーズンを最後にMotoGPライダーとしてのキャリアを終了する。来年はレースには参戦しない。このスポーツを愛しているからこそ、非常に困難な決断だった。1999年にチャンスを提供してくれたドルナとホンダに感謝したい。ボクのキャリアを長く支援してくれたスポンサーにも感謝したい。家族と困難な状況を克服するためにたくさんのメッセージを送ってくれた全てのファンにも感謝したい」とペドロサ。
また、MotoGPを運営するドルナスポーツは、ペドロサのMotoGPレジェンド(殿堂入り)を発表。ペドロサは2003年に125ccクラスで、2004年と2005年に250ccクラスでチャンピオンを獲得。MotoGPクラスでは、ここまでランキング2位がベストだが、これまでの功績が認められた。
「ペドロサは偉大な人物だ。125ccと250ccクラスのワールドチャンピオンで、歴代のライダーの中でも最も優れたライダーの一人でもある。MotoGPで長きにわたり優秀な成績を収め、モーターサイクルレーシングの世界に驚異的な貢献をしてきた。 何年にもわたって素晴らしい勝利を収め、多くの勝利と表彰台を獲得したペドロサが、MotoGPレジェンドとなったことをとても誇りに思う」とドルナスポーツCEOのカルメロ・エスペレータ氏はペドロサのMotoGPレジェンド入りを祝福した。
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