SBK第8戦リビエラ・ディ・リミニ 決勝レース1
2018/07/08
SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦リビエラ・ディ・リミニラウンドは、イタリアのリミニにあるミサノ ワールド サーキット マルコ・シモンチェリで決勝レース1を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。
レース1は気温28度、路面温度46度のドライコンディションで争われた。2番グリッドから好スタートを切ったレイは、スタート直後にポールポジションスタートのトム・サイクス(カワサキ)を交わしてトップに浮上。5周目には2番手以下に約1秒のリードを築くと、その後もトップを独走。レース中盤には約2秒前後にリードを広げると、一度もトップの座を譲ることなく、今シーズン9勝目を記録した。
サイクスは4周目まで2番手をキープしたが、5周目にユージン・ラバティ(アプリリア)がサイクスを交わして2番手に浮上。ラバティもそこから15周目まで2番手をキープしたものの、16周目の最終コーナー立ち上がりではらみ、直後につけていたチャズ・デイビス(ドゥカティ)がラバティを交わして2番手に浮上、ラバティの追撃を振り切って、2位に入賞。ラバティは前戦アメリカラウンドのレース2に続いて3位表彰台を獲得した。
11番グリッドから好スタートを決め、2周目には6番手に浮上していたマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が、中盤の13周目にサイクスを交わして4番手に浮上、そのまま4位でチェッカーを受けた。サイクスは5位に終わり、終盤の6番手争いの接戦を制したチャビ・フォレズ(ドゥカティ)が6位に入賞。マルコ・メランドリ(ドゥカティ)が7位、ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が8位に入賞した。9位にレオン・キャミア(ホンダ)、10位にレアンドロ・メルカド(カワサキ)が入賞。
トプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)は11位、ニッコロ・カネパ(ヤマハ)が12位、ロマン・ラモス(カワサキ)が13位に、ジェイク・ガニエ(ホンダ)が14位に、アレッサンドロ・アンドレオッチ(ヤマハ)が15位に入賞した。
パトリック・ヤコブセン(ホンダ)は16位でゴール。ホームレースのマイケル・リナルディ(ドゥカティ)は18周を回ってピットイン。3周遅れの17位に終わり、ジョルディ・トーレス(MVアグスタ)は9番手走行中の7周目の5コーナーで転倒、再スタートし、最終的にピットに戻ったものの、4周遅れの18位となった。
アレックス・ロウズ(ヤマハ)は6周目の8コーナーで転倒、再スタートを切ったものの、10周目の2コーナーで2度目の転倒を喫してリタイア。ヨニー・エルナンデス(カワサキ)は4周目の5コーナーで転倒しリタイア、ロリス・バズ(BMW)はスタート直後の2コーナーで転倒、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイアに終わった。
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