MotoGP第16戦オーストラリアGP Moto3決勝
2017/10/23
MotoGP第16戦オーストラリアGP、Moto3クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドで決勝レースを行ない、ホアン・ミル(ホンダ)が優勝した。
決勝日は朝から不安定な天候となり、朝のウオームアップセッションはウエットとなったが、Moto3クラスの決勝レースが始まる前には天候は回復、気温15度、路面温度24度のドライコンディションでレースはスタートした。
好スタートを切ったのはホルヘ・マルティン(ホンダ)。序盤からフィリップアイランドらしい、スリップストリームの使い合いによる集団でのトップグループが形成され、順位を入れ替えながら周回を重ねていく。ミルは5周目の1コーナーでトップに立つと、レースをリードするが、8周目に雨が落ちて来たことを示すレッドクロス旗がコースの一部で掲示される。8周目にはランキング2位のロマーノ・フェナティ(ホンダ)がトップに浮上、ミルは集団の後方に下がる。この時点でトップ集団は10台に絞られていた。
14周目の10コーナーでミルは再びトップに浮上。トップ集団は9台となる。ミルはそのままレースをリードして周回を重ねるが、16周目に入ったところで再びレッドクロス旗が掲示。ホームストレートにトップ集団が戻って来た時点で雨は激しくなり、この時点で赤旗が掲示。規定周回数をクリアしていたためレースは成立となり、1周前の15周目のコントロールライン通過順位がレース結果となり、ミルの優勝となった。ミルは今シーズン9勝目をマーク、2戦を残してチャンピオンを確定した。
2位にチームメイトのリビオ・ロイ(ホンダ)が続き、3位にホルヘ・マルティン(ホンダ)が入賞。
4位にガブリエル・ロドリゴ(KTM)、5位にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)が続き、タイトルの可能性を残していたフェナティは6位に終わった。佐々木 歩夢(ホンダ)は序盤からトップ集団につけ、グランプリ自己ベストとなる7位に入賞。8位にアダム・ノロディン(ホンダ)が続き、9位に鈴木 竜生(ホンダ)が入賞。ロレンツォ・ダラ・ポルタ(マヒンドラ)が10位に続いた。鳥羽 海渡(ホンダ)は20位でチェッカーを受けた。
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