MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3決勝
2017/09/11
MotoGP第13戦サンマリノGP、Moto3クラスは、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで決勝レースを行ない、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)が優勝した。
サンマリノGP決勝日は朝から雨に見舞われ、Moto3クラスの決勝レースもウエットコンディションで争われ、転倒者が続出するサバイバルレースとなった。
昨日の予選結果に対して、複数のセクター間でのスロー走行、他のライダーへの危険を及ぼすスロー走行があったとして、ポールポジションを獲得したエネア・バスティアニーニ(ホンダ)が3グリッド降格、代わってフェナティがポールからスタート。日本勢でも佐々木 歩夢(ホンダ)が7番グリッドから19番グリッドへ、鳥羽 海渡(ホンダ)13番グリッドから25グリッドへ、鈴木 竜生(ホンダ)19番グリッドから31グリッドへ、それぞれ降格となった。
レースはスタートからホルヘ・マルティン(ホンダ)がトップに立ち、フェナティ、ホアン・ミル(ホンダ)が後続にリードを取ってトップ集団を形成。序盤から転倒者が続出する中、フェナティは3周目にトップに立つと、7周目にマルティンがコースオフ、ミルもマシンを振られて遅れると、2番手以下を大きく引き離してトップを独走。最終的に28秒の大差をつけてホームレースで今シーズン2勝目を記録した。
2番手を争っていたミルとマルティンだが、マルティンが10周目の1コーナーで転倒、これで単独2位となったミルが慎重にレースを走り切り、2位でチェッカーを受け、ランキングトップをキープした。
終盤まで3番手をファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)とアロン・カネト(ホンダ)が争っていたが、カネトが残り2周で転倒、ジャンアントニオが3位に入賞した。
4位にフィリップ・エッテル(KTM)、5位にニッコロ・ブレーガ(KTM)、6位にボ・ベンスナイダー(KTM)、7位にヤコブ・コンフェイル(プジョー)、8位にアルベルト・アレナス(マヒンドラ)、9位にアンドレア・ミーニョ(KTM)、10位にハウマ・マシア(KTM)が入賞。
鈴木は10番手前後を走行中の4周目の最終コーナーで転倒リタイア、佐々木は6番手走行中の14周目の6コーナーで転倒リタイア。鳥羽は15位走行中の20周目の15コーナーで転倒リタイアに終わった。出走32台中、完走15台という荒れたレースとなった。
こんな記事も読まれています