MotoGP第12戦イギリスGP Moto2決勝
2017/08/28
MotoGP第12戦イギリスGP、Moto2クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで決勝レースを行ない、中上 貴晶(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースはアレックス・マルケス(カレックス)のリードでスタート、中上は2番手で続くが、1周目を終えた順位は4番手だった。その後、序盤はマルケスとフランコ・モルビデリ(カレックス)が3番手以下を引き離してトップ争いを展開。中上も4周目には3番手に浮上し、トップの二人を追う。
8周目の1コーナーでモルビデリがトップに浮上。モルビデリとマルケスが接戦を展開したことで、中上がその差を縮めていく。10周目にマルケスがトップを奪還するが、11周目の14コーナーでマルケスが転倒、再スタートしたものの16番手に後退する。これでモルビデリがトップに立つが、中上がモルビデリを上回るペースで接近し、12周目の13コーナーで中上がトップに浮上する。
その後、中上はモルビデリに対するリードを周回ごとに広げていく。終盤の16周目にはマッティア・パシーニ(カレックス)がモルビデリを交わして2番手に浮上。最終ラップに中上を猛追するが、中上が逃げ切って、今シーズン初優勝、グランプリ通算2勝目を記録した。
パシーニが2位、モルビデリが3位表彰台を獲得。4位にトーマス・ルティ(カレックス)が続き、5位にフランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)、6位にシモーネ・コルシ(スピードアップ)、7位にステファノ・マンジ(カレックス)、8位にミゲール・オリベイラ(KTM)、9位にブラッド・ビンダー(KTM)、10位にドミニク・エガター(スーター)の順でチェッカーを受けた。再スタートしたマルケスは14位でゴール。長島 哲太(カレックス)は19位でチェッカーを受けた。
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