MotoGP第12戦イギリスGP Moto3決勝

2017/08/28

　MotoGP第12戦イギリスGP、Moto3クラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで決勝レースを行ない、アロン・カネト（ホンダ）が優勝した。

Moto3クラスの決勝レースは17周の予定でスタート、序盤から20人を超えるライダーが、接戦を繰り広げながらトップ集団を形成して周回を重ねた。ところが、最終ラップのゴールラインまで残り2コーナーとなった16コーナーでトップ集団の中からボ・ベンスナイダー（KTM）とフアンフラン・ゲバラ（KTM）が接触転倒、これにより赤旗が掲示され、レースは16周目のコントロールライン通過時点での順位で決着。カネトがシーズン3勝目を記録した。2位にチームメイトのエネア・バスティアニーニ（ホンダ）が続き、3位にホルヘ・マルティン（ホンダ）が入賞した。

4位にガブリエル・ロドリゴ（KTM）、5位にホアン・ミル（ホンダ）、6位にリビオ・ロイ（ホンダ）、7位にロマーノ・フェナティ（ホンダ）、8位にアンドレア・ミーニョ（KTM）、9位にフィリップ・エッテル（KTM）、10位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ（ホンダ）の順で続き、、鈴木竜生（ホンダ）が11位に入賞。佐々木歩夢（ホンダ）は14位でチェッカーを受けたが、レース結果に2.2秒のペナルティが追加され、最終結果では18位となった。

予選で11番グリッドとグランプリベストグリッドを獲得した鳥羽海渡（ホンダ）は、朝のウオームアップセッションで、直前を走っていたアルベルト・アレナス（マヒンドラ）のクラッシュに巻き込まれて激しく転倒。序盤はトップ集団の中で戦ったものの、ウオームアップの転倒の影響から8周を回ってピットに戻りリタイアとなった。