SBK第8戦ラグナ・セカ 決勝レース1
2017/07/09
SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦ラグナ・セカラウンドは、アメリカのラグナ・セカで決勝レース1を行ない、チャズ・デイビス(ドゥカティ)が優勝した。
決勝レース1は気温28度、路面温度54度のドライコンディションで争われた。ポールからトム・サイクス(カワサキ)が好スタートを切りレース序盤をリード。デイビズとジョナサン・レイ(カワサキ)が2番手を争う。サイクスは中盤の11周目までトップをキープしたが、12周目のコークスクリュー進入でデイビスがサイクスのインを突いてトップに浮上。サイクスはややラインを乱し、レイも交わされ3番手に後退。
トップに立ったデイビスは2番手のレイにコンマ5秒ほどのリードを取り逃げにかかるが、14周目のコークスクリューでラインを外し、その間にレイとの差が縮まる。レイは終盤にデイビスにプレッシャーをかけるが、前に出るまでには至らず。最終ラップに入る時点でその差は約コンマ8秒に広がり、デイビスがそのままトップでチェッカーを受け、今シーズン4勝目を記録した。
レイはデイビスに対して勝負をしかけることができず、最終的に約1秒2遅れの2位でゴール。依然ランキングトップをキープしている。サイクスはトップ争いから遅れ、3位でチェッカーを受けた。
レース序盤から単独4番手をキープしていたマルコ・メランドリ(ドゥカティ)が4位に入賞。チャビ・フォレズ(ドゥカティ)が5位、レオン・キャミア(MVアグスタ)が6位でチェッカーを受けた。
7位にジョルディ・トーレス(BMW)、8位にマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)、9位にレアンドロ・メルカド(アプリリア)、10位にロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が入賞。
ステファン・ブラドル(ホンダ)が11位、ロマン・ラモス(カワサキ)が12位、ラファエル・デ・ローサ(BMW)が13位、アレックス・デ・アンジェリス(カワサキ)が14位、ジェイク・ガニエ(ホンダ)は15位に入賞し、SBK初ポイントを獲得。
アイルトン・バドビーニ(カワサキ)は16位に、ランディ・クルメナヒャー(カワサキ)は17位に、ヤコブ・シュムルツ(ヤマハ)は18位に、オンドレ・ジェゼック(カワサキ)は19位でチェッカーを受けた。
ユージン・ラバティ(アプリリア)は5番手を争っていた11周目の3コーナーで転倒リタイア。、アレックス・ロウズ(ヤマハ)は7周目に5コーナーで転倒リタイア。
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