MotoGP第9戦ドイツGP Moto3決勝
2017/07/03
MotoGP第9戦ドイツGP、Moto3クラスは、ドイツのザクセンリンクで決勝レースを行ない、ホアン・ミル(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温20度、路面温度29度のドライコンディションで争われた。レースは序盤からミル、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)、マルコス・ラミレス(KTM)、ニッコロ・ブレーガ(KTM)、トニー・アルボリーノ(ホンダ)の5人がトップ集団を形成。後続にリードを取って、ポジション争いを展開する。終盤に入ると、トップ争いはミル、フェナティ、ラミレスの3人に絞り込まれ、ブレーガとアルボリーノは遅れてしまう。
トップ争いは24周目の12コーナー進入でラミレスがトップに浮上するが、26周目の同じ12コーナーではフェナティがトップを奪取する。しかし、最終ラップの27周目の12コーナーでミルがトップに浮上。そのまま二人を抑えきって今シーズン5勝目をマークした。僅差の2位にフェナティ、3位にラミレスが続き、ラミレスはグランプリ初表彰台を獲得。
ブレーガとアルボリーノの4位争いは、20周目の2コーナーでアルボリーノがハイサイド転倒、リタイアに終わり、ブレーガが4位入賞。序盤から第2集団の先頭に立ち、単独6番手につけていたフィリップ・エッテル(KTM)が、アルボリーノの転倒で5番手に浮上、そのままポジションをキープして5位でチェッカーを受けた。
6位にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、7位にリビオ・ロイ(ホンダ)、8位にボ・ベンスナイダー(KTM)、9位に。鈴木 竜生(ホンダ)10位にダリン・ビンダー(KTM)が入賞。佐々木 歩夢(ホンダ)は17位、鳥羽 海渡(ホンダ)は21位でチェッカーを受けた。、
前戦で優勝したランキング2位のアロン・カネト(ホンダ)は転倒リタイアに終わり、ランキング3位に後退。ランキングトップのミルに続いて、フェナティがランキング2位に浮上した。初日に転倒したホルヘ・マルティン(ホンダ)はケガによりレースを欠場した。
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