SBK第8戦ラグナ・セカ 決勝レース2
2017/07/10
SBK(スーパーバイク世界選手権)第8戦ラグナ・セカラウンドは、アメリカのラグナ・セカで決勝レース2を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。
決勝レース2は気温21度、路面温度49度のドライコンディションで争われた。リバースグリッドによるポールからスタートしたマルコ・メランドリ(ドゥカティ)が好スタートを切るが、3コーナーでトム・サイクス(カワサキ)がトップに浮上しレースをリードする。しかし、サイクスの背後にぴたりとつけたレイが3周目の3コーナーでサイクスを交わしてトップに浮上するとリードを広げていく。
レイは6周目には約1秒、10周目には約2秒とサイクスとの差を広げて行くと、その後もトップをキープ。一度もトップの座を譲ることなく独走で今シーズン9勝目を記録した。サイクスは単独2番手をキープしたまま周回を重ねて2位に入賞。カワサキがワンツーフィニッシュを飾った。
レース1で優勝したチャズ・デイビス(ドゥカティ)はスタートで遅れ、序盤はチャビ・フォレズ(ドゥカティ)とバトルを展開。7周目に3番手に浮上すると、先行するレイとサイクスを追ったが、3位でゴールとなった。
メランドリは序盤に7番手まで後退したが、そこから追い上げ、4位に入賞。フォレズが5位に続いた。6位にユージン・ラバティ(アプリリア)、7位にレアンドロ・メルカド(アプリリア)、8位にロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)とアプリリア勢が続き、9位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)、10位にマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が入賞した。
ステファン・ブラドル(ホンダ)は11位に入賞。、12位にロマン・ラモス(カワサキ)、13位にアレックス・デ・アンジェリス(カワサキ)、14位にランディ・クルメナヒャー(カワサキ)、15位にジェイク・ガニエ(ホンダ)の順で続いた。
ヤコブ・シュムルツ(ヤマハ)が16位に、オンドレ・ジェゼック(カワサキ)が17位でチェッカーを受け、アイルトン・バドビーニ(カワサキ)は21周目に5コーナーで転倒リタイア、ジョルディ・トーレス(BMW)は8周目に2コーナーで転倒リタイア、レオン・キャミア(MVアグスタ)は8周目にマシントラブルでリタイア、ラファエル・デ・ローサ(BMW)は4周目に10コーナーで転倒リタイアに終わった。
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